つぶやき～お抹茶を振舞うといい～☆つぶやき～お抹茶を振舞うといい～

その他

☆つぶやき～お抹茶を振舞うといい～

私は最近、お抹茶を立てて
訪問看護師さんやグループホームの職員さん達に振舞っている。

まちライブラリー

もともとまちライブラリーという
ちょっと変わった図書館で茶道教室を習い始めたことがキッカケだった

まちライブラリーとは
民間の図書館とはちょっと違った図書館で、壁一面の本棚いっぱいに入っている本はなんと
今まで様々な人から寄付していただいた本でできているのだそう
”図書館”という名目でやっているが、本当の目的、裏テーマは
『人と人を繋ぐ場所』なのだそう
ここでは他の図書館では信じられない
ご飯を持ち込んで食べてもいいし
普通の会話の声量でおしゃべりしていいし、
図書館カードがあれば、本を借りれることはもちろん
イベントを開くこともできるのだ

ちなみに本を寄付するときも
この図書館カードが必要なんだそう

私はこのまちライブラリーをもうひとつの自分の部屋だと思っていて
疲れた時にここに逃げてきたり
ふと帰り道にここに寄ったりもする
だからここを見つけたその日から、私はここの常連だ
『常連の横顔』という毎月連載されている常連の人にインタビューする記事に
私も載っている

茶道の再会

ここに来たとある日、
私はイベントが掲載されているブラックボードが目についた
その中に『お茶でホッと息をつきませんか？』と書かれたイベント用紙があった
参加費お茶菓子代300円
私は前から茶道に興味があって、なかなかこういう茶道に参加できる機会がなかったので
参加することにした

思った通り私が最年少だった
他の生徒の皆さんはかつて、学校で”嫁のたしなみ”として茶道を習っていた
お姉さま方だった

今回習ったのは”テーブル茶道”
お座敷でやる敷居が高く古き良き緊張で肩が凝るものではなくて
みんながふと紅茶を飲んで一息つくように
自分のためにテーブルの上でサラリと入れ、一息つく
茶道に入るには、とても敷居の低い入りやすい茶道だった

最低限の作法やお茶の入れ方をすればあとは自由
すぐにだいたいマスターした

そして私はその抹茶の味、その作法に惚れ込み
自分の家でも入れてみようと思った
そして家で道具を管理できるように先生に隅から隅まで
こと細かく質問した
茶杓（ちゃしゃく）と茶筅（ちゃせん）は洗剤で洗わない
茶筅は使う前に水に１分ほどつけておくと今後の持ちが良くなり
茶筅は洗った後茶筅専用の立てて乾かす道具で傘を広げて乾かす
そうすると、長く使っても傘が縮まないんだそう

※本来は茶杓と茶筅だけでなく、茶道道具は基本的にすべて洗剤で洗わない。
でも今回は、私は家で茶道用の器の代わりにスープカップでお茶を立てたため、
茶筅と茶杓以外は普通の食器なので洗剤で洗いました（共用のものなので）