最近、「自分のスローガンを考えて提出してください」
というお題が出た。

え？

ここの作業所は普段こうゆうお題は出ないのだが、
なぜなのだろう。
突然そのような話が来た

私は…そうゆうのは…

得意だぜ✨

というわけで考え始めてみたが、
なににしよう…

私が小学校の頃、
”マキ先生”という人が担任の先生だった
その頃の
「みんな元気なマキロンクラス！」
とでも言えというのか

ちなみにこのスローガンはさすがに先生も恥ずかしかったらしく、
「マキロンクラスにしているのは、お母さんたちには内緒ね？」
と私達生徒達にこっそり言っていたが、

そんな約束
小学校低学年の私達が守れるわけがなく、
学校が終わった瞬間に
迎えに来たお母さんたちに向かって
「お母さ～ん　うちのクラス、”マキロンクラス”なんだってぇ～！」
と晒し物になったのは
言うまでもない。

話は戻ってスローガン
私は考えに考えていたけど、全然出てこず、気づいたら期限も過ぎていて、
「すみません💦申し訳ございません！」
と職員さんにメールで謝り、
そして再び考えていた

う～ん
どうしよう
昔の私だったら、もっと夢みたいなスローガンを考えていたけど
今はなんだ？
”金”？”現実”？

そのとき、
ポン！と思いついた

そうだこれだ！

いいじゃんいいじゃん！

ユーモアもあって、それでいて直で伝わりやすい

そこで私が考えたスローガンが

『地に足つけた夢女子になろう✨』

だった。

これはちゃんと意味が込められていて、
理由を説明しよう

私は昔
（と言ってもつい１年前）

私は完全なる夢女子だった
本来夢女子とは、アニメやゲームに自分も入り込んだりしてキャラにガチ恋する人のことを表すらしいが
（詳しくはわからない。今ぱっと調べた感じでの解釈。違ってたらごめん）

ここでいう夢女子は
理想の夢ばっかり描いて、
肝心のそこにたどり着くまでの道のりや、
その夢を叶えるということはつまり、どうゆうリスクや覚悟、責任を問わなければならないかを考えずに叶えようとしてしまっていることを表す

私は完全なる夢女子だった（※大事な事ので２回言いました）

私は理想の彼氏や夢は完璧に描くことができたけど、
その為に何をするかをなにも考えてなかった

さらには
その時は引き寄せの法則にどっぷりハマっていて
夢や願いは願っていれば勝手に叶っていくと本気で思い込んでいた

ここで間違ってはいけないのが、
引き寄せの法則が悪いのではない。
むしろ引き寄せの法則はあながち間違ってはいない
しかしここで大事なのは、
夢や願いを持った後にそれに向けて行動しなければ意味がないのだ

（あたりまえだけど）

当時の私へ、バカですか？by今の私

当時の私の心境をそのまま言葉にするとすればこうだ。
「はぁ～✨私はテレビに出たいなぁ～絵や小説、ブログで有名になって、恋愛は私のことなんでも受け止めてくれる彼氏と出会って結婚したいなぁ～
だけど、私が傷つくあれやこれややりたくないなぁ～
え？それを叶えるには何かしたかって？うるさいなぁ　そんなことしなくても願っていれば叶うし！（リスク考えたり、失敗したりして傷つくのが怖いから）だから、叶うから、黙ってて！」

当時の私は
引き寄せの法則の本を読んでいても、
行動のところだけ耳が痛いからすっ飛ばして読んでいました

そりゃ叶わなくて当たり前だわ。

人間ってね
そうゆうもんなんですよ
自分の都合のいいものだけを耳に入れたいもんなんですよ

私は昨年の１０月に人生のターニングポイントがあって
（あれからもう１年かぁ～あー怖い怖い。）
そこから、身を引きちぎられるほど大嫌いだった現実を見るようになって
だんだん、引き寄せの法則を信じてすがっているより、
自分の苦手な部分や、現実と向き合った方がよっぽど叶うのが早いことがわかりました

私は「テレビに出たい」
という夢がありましたが、
自分のプライベートのことを週刊誌やSNSで見られることが怖かったんです
でも、知り合いやYouTubeで
「テレビに出るなら、その覚悟やリスクを背負わないといけない。その覚悟が、あなたにはできてる？」
と聞かれました
私はそれに対してずっと怖いまま、前に進めずにいました
有名になったら、今みたいに変装しないで外を歩けなくなるかもしれない

私は
そんなモヤモヤを心に抱えたまま、
SNSに投稿しては、夜不安になって消し、また投稿しては消し、を繰り返していました

そして、
私はあることを決断しました
「その覚悟やリスクを背負えないと思っている間は、一旦夢を置いておいて、テレビに出る夢を追いかけるのをやめよう。」
夜不安になるたんびにそうやって消したり心が荒れたりするのも、体に良くないので、
まずは下手に動かないことにしました
そしたら、心がスーッと軽くなりました

今は楽しいと思えることをしよう
そして、作品制作の技術を高めよう

そう思いました

そしてこの頃、
他の夢が叶いつつあったので「もういいかな。しばらくこの幸せをゆっくり噛みしめたいな」
と思ったのもありました

今でも
私はロマンチックな夢を描きますよ
童話のような、ディ〇ニーのような夢を描くと思いますよ

どんなに現実離れした夢を持ってていい
どんなにおとぎ話のような夢を持ったっていい
ただ、ちゃんと地にを足つけて、
それにはどうしていったらいいか、
私にできるものなのか
現実と照らし合わせていくのが大切なのである

夢女子で
散々失敗して泣いてきた
元夢女子からの
手紙です