コラム

☆つぶやき~農業高校生の日常①受験~

こんにちわっしょい
どーもやまももですっ!

っていうのはウソです!(笑)

最近やまももちゃんにハマっているのでやってみたかっただけです(笑)

さぁ、今回は私の特色と言っても過言ではない
農業高校生時代の私の話をしていこうと思う

この前スタッフさんと話していて、
「その話ブログにしてみればいいんだよ!沙彩さんにしかできない特色なんだから」
とアドバイスをいただいて、今回書いてみることにした

とは言っても何から書けば…

そう、私が今まで記事にしなかった理由はそこにある
特に書かないようにしていたわけではなかったのだが、

この話はひとりでただ語って出てくるものではなくて
誰かと話して出てくる話なので
誰かと話しているとスラスラ出てくるのだ

そう、私はそうゆうタイプで、
YouTubeやライブ配信のように画面に向かってずっとしゃべり続けるのは苦手で
MCのいるラジオや誰かと一緒にしゃべっている時や、取材など質問してそれに返す
方が話しやすいし、話題を引き出せるのだ
(引き出す人がうまい)

ということでさっそく
私が受験生だった頃の話からしようか

私は母と共に牛舎のある畜産科のオープンキャンパスにやって来た
私は上下紺色?変な深緑色の制服(うちの中学校変な色合いの制服なのよ~)を着て柵越しの牛と一緒に戯れていた
お母さんが「ちょっと!せっかく先生が来てるのに!」と私に促したが、私は気にせず牛と戯れていた

その時その農業高校の先生が言っていた言葉がある
「ここは犬猫可愛い~よしよしじゃ入れてあげられません。ここでは一から自ら飼育し、自らの手で命を狩る。そうゆう授業をします。なのでそのぐらいの覚悟ができてから受験してください」

その言葉は受験して入学した後も、卒業した今もずっと胸に残っている

そのオープンキャンパスに参加した時
Kさんという女の子に出会った

背が大きくて、ふとましい子だった


その子はしきりに
「私成績オール5だからね✨」
と自慢してきた

そしてその子は去っていった

あの子はなんだったんだ?

受験の日
試験が終わって受験生みんな廊下に出ると
あの噂のKさんがいた

後日入学した時に聞いた話だが
Kさんは私だけでなく、受験生全員に
「私成績オール5よ✨」
と言っていたらしい

入学して入った教室には
Kさんはいなかった

どうやら、受験に落ちたらしい

あの子、一体なんだったんだ?

面接。
私は教室に入って席に座った
先輩の話だと、動物について聞かれるらしい
だが面接官の先生はこう言った
「あなたのいいところは友達を大事にする所と書いてありますが、具体的にどのように大切にするのでしょうか?」

はぁ?

動物の質問じゃないじゃないかぁ~

頭が真っ白になった

そのあとなんと答えたのかは覚えていない

そして最後に面接官は言った
「最後に言い残すことは?」

私、死ぬんかなぁ

独特な面接が終わり、私は教室を後にした

そして合格発表の日
封筒から紙を出すとそこには合格の文字が

やったぁーーーーー!合格!
試験も楽しかった

私は晴れて、農業高校生となった

高校受験の時、私は苦しかったという思い出はない
むしろ楽しかったのだ
塾や模試で出てきた問題まんまだったので、むしろテンション上がって楽しー!と思いながらやっていたのだ
私立の美術系の高校もそうだった
塾や模試そのまんまで、グループ面接の時も
「この高校に入ったらどんな作品を作りたいですか?」
と聞かれた時も、
「みんなで大きなものを作りたいです」
というアバウトなことしか答えてないのに受かったのだ
そう、私は第一志望、第二志望どっちにも受かっている
そのうえで、農業高校を選んだのだ

私が農業高校に合格したと知った、当時私をいじめていた中学の奴らは
「知ってるぅ~?沙彩が受験したあの農業高校、バカな人が入る高校なんだって~」
とか言っていたが、ただの嫉妬だろう。気にしない。

むしろこっちは志持って入ったんじゃ。
倍率が跳ね上がった中、19人も蹴落として入ったんじゃ。

そして、いじめっ子が志望校に落ちて(みんなで一緒に入ろうね!という流れで一人だけ落ちたらしい)泣いていったときはまあ思ったよね
「ざまぁみろ」
ってね

ちなみに当時農業高校に入る決め手となったのは
私は”動物”と”絵”どっちも捨てがたかったのだが
どっちなら食っていけるか
で決めた
そう考えると、”絵”だと就職先が難しいと聞いていたし、
”動物”の方が就職先を見つけやすいと思った
なので、めっちゃシビアな方法で決めた。
なぁ、中学の時の私よ。もうちょっと夢見ろよ(笑)
まあ、そのおかげで私は動物園に就職できたし、最終的に絵の活動もできているから結果オーライなんだけど。

後日、高校生活にも慣れてきて、友達もできてある日こんな話をしていた

「ねぇねぇ、普通の高校ってどんなんなんだろうね」
私「たしかに!私もそれ思った。ずっと座学なんじゃね?」
「だよね!?私ずっと座学とか絶対に無理!」
私「それな!私も絶対無理!もう実習で体動かすの慣れちゃったもんね?」

私達は座学と実習を交互にやっていてので、それに慣れてしまい、逆に普通の高校生活が考えられなくなってしまっていた

私の入った農業高校には大きく2パターンの人がいた

1人は
「本気で動物の仕事が将来したくて入った」人

もう1人は
「とりあえず、普通の高校に行きたくなくて入った」
「制服が可愛いから入った」人

私は前者だ

(ん~カフェオレがおいしい~)

畜産科の教室で、私はRちゃんという友達ができた
その子が今後、唯一無二の親愛なる友達になるとは、この時夢にも思わなかった

その子の私を見た時の第一印象はこうだったらしい
「パイナップルみたいな頭してるw絶対に友達になれなさそう!(笑)」

※当時私はポニーテールを高く結びすぎてパイナップルみたいになっていました(笑)

受験の時の話は以上です!
どうですか?入学当時からインパクトありすぎでしょう?(笑)
では次回から、私の一年生の鶏の授業の話をしまーす🐓

それではみんな、see you next time~👋

つぶやき~農業高校生の日常②1年生 鶏~

❀沙彩❀

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