先日民放で放映された映画の「タイタニック」、ラストのジャックことディカプリオの悲しいしは世界中で涙した映画ファンも多いはず、筆者も2週連続(テレビでは前編、後編に分けて放映された」見て涙腺が崩壊しそうになりました・・・のですが2週続けてみていると主役のジャックよりも悲しい死を遂げたのは実は物語を面白くさせた脇役陣なのでは・・・と思いいくつか調べてみたので紹介したいと思います
1、「荷物を捨てて行く事は出来ないと言って波にのまれた女性」
いやいやいやそこじゃねぇだろと思いながら見ていましたが彼女にはきっと命に代えがたい何かを荷物に持っていたのでは・・と思います
2、「ジャックとローズを子供をさらった誘拐犯だと勘違いしジャックを殴った父親」
・・その結果父子一緒に波にのまれる結果に・・
3、「意地悪な士官に撃たれたジャックの友達の一人とその他の客」
沈みゆく船の上で銃に撃たれるって・・・
4、「優しい士官の自殺」
銃でこめかみを撃って自殺したのですが船から飛び降りてプロペラに巻き込まれるおじさん並みにゾッとしました
5、「パパも必ず次の救命ボートに乗せてもらうからママと先に乗りなさい言って小さい娘をなだめた父親」
これは映画でも実際のタイタニックの話でもあったのですが実際そうやって何組の親子や家族が別れたのかと思うと考えさせられます
6、「ローズとジャックを探して波にのまれた若い船員2人」
・・・メインキャラのために・・・
7、ダイニングルームで溺れる人々」
屋根の上ギリギリまで水位が上がった時の絶望は恐ろしくて文に書くこともできません
8、「子供たちにいつもの様に絵本を読み聞かせている母親と子供」
一緒に逃げる事も出来ただろうと思っていましたが無理だと分かった母親が子供たちを不安にさせないようにいつもの様に絵本を読み聞かせて眠らせていたのは何か切なかった
9、「最後に備えていつもの様にワインとブランデーを飲む貴族の紳士とその執事」
貴族の誇りと紳士の心構えが切ない
10、「船長さん」
・・自業自得とはいえ最後は沈みゆく船と共に船長として死のうと船長室に戻り最後を迎えたのは立派と言えば立派だった
11、「お互いに寄り添いベッドで死を覚悟した老夫婦」
これはタイタニックで感動したシーンの一つでテレビではカットされたのですがDVDとブルーレイ版には続きがあっておばあちゃんが救命ボートから降りておじいちゃんに「私だけ助かるなんて嫌、最後まであなたと一緒よ」と言うシーンがあるそうです(この老夫婦にはモデルがいておばあちゃんが召使いに自身の着ていた毛皮のコートを着せ「これはもういらないわ、だから貴女に着て貰いたい、救命ボートに乗り救出してくれるまでは貴女を温めてもらえるわ」と言ったそう
12、「トーマスアンドリュース設計士」
主役たちの味方の一人で寄り添っていただけに最後の時計の時刻を戻すシーンは切なかった
13、「タイタニック音楽隊のみなさん」
筆者がタイタニックで一番感動したのはこの音楽隊の皆さんで船から逃げる客たちは彼らの奏でる曲には見向きもしていなくメンバー達も「俺たちも逃げないと危ないぞ」と言い解散の一歩手前までなり船に乗ろうとするのですがバイオリニストの一人が言われもしないのに演奏をし始めました、するとボートに乗ろうとしていたメンバー達も全員戻り解散後の最後の演奏をするのです、仲間達も結局は戻り最後を共にする絆にも感動しました、「諸君、最後まで君達と演奏出来て光栄に思う」はタイタニックの中の名言です
・・とまぁここまで書きましたがもし何か取り上げてほしいものがありましたら次回第二回論文にも書きたいと思います