父が2日程度の入院をすることになりました
歯の抜歯のため、近くの総合病院の口腔外科で歯を5本抜歯します。
口腔外科の主治医は父が血液サラサラの薬を2種類も飲んでいるので、血が止まらなくなる可能性があるので心配だから、短期の入院をしてみてはどうでしょうかという提案がありました。
通院でも構いませんよとも言われましたが、何かあったときの対処ができないと困るので入院を決めました。
入院は準備が大変です
短期の入院でもPCR検査を行う必要があります。
朝から昼まで時間がかかるそうです。
入院用書類もたくさんのサインが必要です。
入院前日の朝から、抗生物質の薬を飲む必要もあります。
今回の入院に必要だったもの
- パジャマ、肌着、靴下、入れ歯入れ、入れ歯洗浄剤、入れ歯用歯ブラシ、靴
- テレビ用イヤホン、電動ひげ剃り、マスク、歯ブラシ、コップ(割れないもの)
- ティシュペーパー、シャンプー、ボディーソープ、現在服用している薬、お薬手帳
- 診察券、保険証、印鑑、入院診察計画書、食事問診、患者用看護情報用紙
入院当日の朝 水曜日
入院当日、朝は6時半に起き、父の朝食と薬の服用、インシュリンの注射を済ませてから、
その後、母と僕は朝食を済ませました。
父はすぐに寝てしまいましたが、父の身支度を整え、自分達の身支度も済ませました。
8時45分に介護タクシーの方が迎えに来ました。
8時50分頃出発して、9時5分には病院着きました。
病院に到着後
病院の通用口で名前を記入して、そのまま別室でPCR検査を行いました。
PCR検査は鼻に棒を突っ込んで棒をかき回していましたが、父はかなり痛がっていて、2回ほど失敗しました。
3回目のトライでやっと成功しました。
父はもうやりたくないと言っていたのですが、看護師さんが説得して何とかなりました。
PCRの検査後の待機時間が長かったです
検査後、病院の中の部屋に通されて、そこで待機しました。
時間にして1時間半くらいでしょうか。
待ち疲れました。
今回から僕が看護師さんの説明を受けることになりました。
病棟に入れる人数は1人だったのと、母は耳が聞こえにくいのでそうなりました。
やっと病棟に入れましたが、さらに待ち時間が
病棟の2階の部屋に父は入ることになりました。
僕は途中の部屋でまた待機です。
しばらく待つと、父の担当看護師さんがやってきました。
父の状態を説明して、書類を読んで、サインをしました。
今度は父を着替えさせてから、また来ますとのことだったので、また待つことに。
数分後、看護師さんがやってきました。
父はどうして自分が今ここにいるのか認識していないようですと看護師さんから言われました。
父は認知症なのでしょう。
受け入れがたい現実ですが、仕方がありません。
転倒のリスクや点滴を外してしまったり、暴れてしまったときはそれ相応の処置を取らせていただくという書類にサインを
しました。
お薬手帳を渡しました。
看護師さんの話では、水曜日の入院当日、手術があるそうです。
木曜日は1日様子を見て、金曜日の10時には退院予定です。
束の間のひととき
昼に帰れたので、病院のマイクロバスで最寄駅に行って、外食、食料品の買い物をして帰宅しました。
帰宅後、次回の父の帰りの介護タクシーさんへの電話、訪問看護さんへのメッセージ、ケアーマネージャーさんへの
電話を行いました。
その後、病院から電話があり、手術は無事成功したということです。
木曜日は父の寝具周りの洗濯や掃除を行いました。
父の退院の朝 金曜日
父の退院の金曜日の朝は6時半に起きて、用意して、8時45分頃に病院へバスを乗り継いで出かけました。
少し、早く出てしまったようで、病院へは9時30分位には到着してしまいました。
病院内で
2階のナースステーションへ行くと、父の担当の看護師さんが来てくれました。
病院では父は夜、眠れないようでした。
睡眠薬を処方してもらったようでしたが、それでも眠れなかったらしいです。
認知症の症状も多少見られたようでした。
いくつかの書類にサインをして、退院後に飲むための抗生物質と痛み止めの薬を渡されました。
看護師さんが父への食事はやわらかいものを食べさせてくださいねと言われました。
口腔外科へ行くことに
その後、口腔外科に行って次回の受診の予約をしようとしたら、介護タクシーの予約の兼ね合いで口腔外科の予約は後に電話ですることになりました。
再び、病棟の待合所へ向かいました。
待機場所で待っていたら、看護師さんが父の乗っている車椅子を押して来てくれました。
父は元気そうでした。
これで父は退院です。
一階の待合室に行って、母と合流してもらい、僕は介護タクシーさんへ電話をしました。
その電話で介護タクシーさんの車はもう近くで待機しているということでした。
退院後も大変でした
介護タクシーの方がすぐ来てくれたので、助かりました。
帰りは家族3人、介護タクシーで帰宅しました。
帰宅後すぐに介護タクシーの事務所に電話をかけて、次回の連絡を取りました。
介護タクシーの方が、「一度、病院の受診できる日時を確認した方がいいですね」と
助言してくれました。
もう一度病院へ連絡して、木曜日の朝10時30分に予約を取ることになりました。
それから、再度、介護タクシーの事務所へ電話をして介護タクシーを木曜日の9時50分に
来てもらうこととなりました。
父はお腹が空いたとうるさいので、食事を取ってもらいましたが、
やわらかいお粥じゃ物足りないらしく、おにぎりを作ってもらって食べていました。
口からまだ出血がありますが、様子を見ることしかできないので、様子を見ることにしました。
ケアーマネージャーさんと訪問看護さんにも連絡を取りました。
午後から用事があったので、家を出て、用事を済ませて帰ってきましたが、父はずっと寝ていました。
父の生活リズムは昼夜逆転しています。
これはなかなか治らないです。
夜になって夕食後、自室でくつろいでいたら、父が母の名前を何回も大声で叫んでいました。
びっくりして、父のところへ行きました。
父にどうしたのと問いかけてみると、布団が重くてトイレに行けなかったとのことです。
布団を上げて、父をトイレに行かせてあげました。
父は寒がりで布団をたくさんかけています。
大変でしたが、何とか短期入院は終わりました。
これからもいろいろあると思いますが、母や父を支えてくれる方々と協力して、
父の介護を続けていけたらと思っています。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。