学生の頃、私は絵で喜びがもらえるなんて夢にも思っていなかった
普通に考えればそうだろう
人の生活上必ずしも必要なものでなければ手に取らない
それが普通の考えだろう
しかし私は今、絵で喜びをいただいている
当時の私にとっては信じられないことだった
今でも私を応援してくださる皆様のおかげで絵の評価をたえずいただいている
では、なぜ絵は必要なのだろうか
まず、人間が生活する上で必要なのが 衣食住
これが基本だ
しかしそれだけでは足りないと感じる
今自粛規制が出ていて、売っているのはほぼ食べ物だけになった
でも私たちはそれを不便に思った
意外と食べ物以外にも必要になってきたものがいっぱいあったからだ
メモ帳
シャンプー
ティッシュ
ペンタブのタッチペン
画用紙
墨汁
DVDカセット
結構たくさんある
思えば全部必要。私はそれに気がついた
では絵はどこで必要になるのか
絵は人とのつながりで必要なんだと思う
みんなも身に覚えがあるだろう
生活上必ずしも必要ではないのに
ライブに行ったり、展覧会に行ったり、遊びに行ったり、絵を描いたり、グッズや作品を買ったり 歌ったり、その歌を聞きに行ったり、「衣」でもオシャレを楽しんだり 写真を撮ったり
もちろん人との輪、つながり以外にも心を満たすためにしていると思う
私は絵の活動をする際に、応援してくださっている知り合いの方から
「○○の絵描く?」
「こうゆう企画やりたいんだけどどう?」と企画や依頼してくださって評価をいただいている
絵がつなぐ人と人
私もファン歴のほうがずっと長いので
同じ趣味でつながる人と人
ファンと作家さんでつながる人と人
グッズや作家さんの活動を持ち帰って新たにつながる人と人
それをずっと見てきた
思えば、昔の人も畑を耕し仕事をしながら歌を歌った
平安時代小説を書いて貴族の心を潤した
明治時代西洋の文化を取り入れた洋服を着て異文化に触れて楽しんだ
衣食住と同じように絵や歌もどんな芸術も人間とともに歩んできた
絵も衣食住と同じくらい大切だと思う
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