ついに、私は某有名カフェのオリジナルカフェラテを飲みました

今思えば数年前
私はその某カフェに入れずにいました
ずっとどこか憧れていたのに

「あのカフェはお金持ちが行くところだから絶対に行っちゃダメ」

と親に言われてから
私はそのカフェの敷居には上がれないんだとずっと思っていました

ある時
私は勇気を出して、地元の小さなその某カフェのチェーン店に足を踏み入れた

固定概念を壊したくて…

敷地内に入るだけでただよう緊張感
高級感

私は緊張しながらレジについた
当時イラストのなかったメニュー表
なにがなんだかわからなかった
フラペチーノ？
なんだそりゃ？

ラテは飲みたかったけど
当時の私は一滴もコーヒーが飲めなかった
一滴舐めただけで顔をしかめて「にげっ」と言うありさま
コーヒー牛乳も飲めなかった

その中私が選んだラテは…
抹茶ティーラテ
甘くてコーヒーも入ってなくて
コーヒーが苦手な私にはピッタリだった

私は毎日のようにそのカフェに通い
店員さんにも顔を覚えられて
「抹茶ティーラテのあの子」
になった

「あのカフェはお金持ちが行くところだから絶対に行っちゃダメ」

私はその固定概念をどんどん壊していった
そして通っているうちに
敷居が高すぎて入れないカフェから”居場所”になった

そして
「なぁ～んだ　ずっと入るのが怖がっていたけど、たいしたことないじゃないか」
と思えるようになった

気品あるお姉さんお兄さんだけが通っていると思いきや
放課後の高校生
それどころか子供連れのお母さん達もいて驚かされた
「お母さんマンゴージュース買って買ってぇ～」
という言葉には一番驚かされた

放課後にそのカフェに寄りたいとは思わなかったし、
行きたいと思ったとしても高いと思って行けなかったし
ましてや、お母さんにこのカフェのマンゴージュースなんて高いものせがんだこともなかったからだ

親の言っていたあの言葉は本当に親の世界の中だけのことだったんだな
世界ってもっと広いんだな
そう思い知らされた

月日が経って
私は友達から味見したコーヒーで、”自分はコーヒーが飲めるようになった”と知り
カフェラテが飲めるようになり

そして…

「ん～今日はラテが飲みたいけど甘めのはちょっとなぁ、チャイラテホイップ追加にしようかな？あーでもチャイラテにホイップ追加でも今日は甘すぎてムリだなぁどうしよう」

「ん？オリジナルコーヒーカフェラテ？オシャレで美味しそう」

ノリで飲んでみた

私はついに
その有名カフェの代表格の1つ
オリジナルコーヒーカフェラテを飲むことができたのだ

私はずいぶん前に自分のSNSの投稿に
「私はとりあえず１㎜ずつ前に進もうと思う。これが確かな道かはわからないけど」
と不確かな夢への追い方に心配をしつつも書いていた

でも
「１㎜ずつ行動する」
それは本当に合っていた

それが今日証明された✨

これをサラダ記念日ならぬ
”カフェラテ記念日”と名付けようか

”カフェラテの法則”と名付けようか

夢への道。✨
１㎜ずつ進む

ただ、それだけ。