イラスト

ウェスタンリバー鉄道について

今回は、蒸気機関車に乗って開拓時代のアメリカ西部を旅するアトラクションのバックグラウンドストーリーやキャストさんのコスチューム、アトラクションの内容などをご紹介したいと思います!

キャストさんのコスチューム

黒の凛々しいコスチュームで西部の雰囲気が感じられて、とてもかっこいいです!
実は・・・このスーツと帽子は、19世紀末~20世紀初頭に着用されていた鉄道の車掌の標準的な制服なのだそうです。

同じ建物にアトラクションが2つ?

ウェスタンリバー鉄道とジャングルクルーズはどちらも観光をテーマにしたアトラクションです。
一体なぜこの2つのアトラクションが同じ建物にあるのかというと、『サファリ・トレーディング・カンパニー』という会社が立ち上げた事業だからです!

はじめは、交易とカヌーによる物資の運搬を生業にしていたサファリ・トレーディング・カンパニーでしたが、事業を成功させ次第にクルーズ船や鉄道にも手を広げていきました。

2つのアトラクションが同じ建物内にあるのはこうした背景があるからなのです。

貿易時代の名残り

ウェスタンリバー鉄道のQライン(待機する列)では、サファリ・トレーディング・カンパニーが貿易をしていた頃の名残りを感じられるプロップスがあります。

階段を上がってすぐのところにある『Telegraph Office』(電報局)という札がかけられた小さなブースがあり、ここは電報局兼チケット売り場なのですが各地から仕入れた工芸品や食料品などを見ることができます。

売り物の種類は豊富で、フルーツや缶詰、ドリンクなどの食料品、綺麗な浮き玉や手編みのカゴ、珍しい民族楽器といった工芸品や民芸品もあります。

車体の種類は?

ウェスタンリバー鉄道の車体は全部で4種類あります。

それぞれ『コロラド号』『ミズーリ号』『リオ・グランデ号』『ミシシッピ号』とアメリカを流れる川にちなんだ名前が付けられています。

【車体のカラーリングや車体番号を合わせてご紹介!】
・コロラド号・・・[色;][車体番号;53]
・ミズーリ号・・・[色;][車体番号;28]
・リオ・グランデ号・・・[色;朱色][車体番号;25]
・ミシシッピ号・・・[色;][車体番号;20]

車体ごとにカラーリングやモチーフのイラストも異なるので全て乗りたくなってしまいますね♪

蒸気機関車って本物?

実際に蒸気のエネルギーで動く本物の蒸気機関車です!

一般的な蒸気機関車には燃料に石炭を使うことが多いのですが、ウェスタンリバー鉄道では灯油を燃焼させることで蒸気を発生させています。

実は・・・機関車が1周するのに必要な水はおよそ2000㍑もつかいます!
桁が多すぎて想像がつかないと思いますが、分かりやすくすると、一般的な家庭用の浴槽が200~250㍑でその10倍と考えるとかなりの水量だと想像できると思います。

★運が良ければ、発車前に駅の給水塔から炭水車に水を入れる様子が見られるかも!👀

アトラクションのアナウンスの声は誰?

1999年から青野武(あおの たけし)さんが担当しています。

残念ながら青野さんは2012年に亡くなっていますが、ウェスタンリバー鉄道は今現在も彼の声を聴ける貴重な場所なのです。

アナウンスに隠された秘密

アトラクションの見どころを教えてくれるアナウンスの中に私たちゲストが『視線誘導』されている場所が2ヶ所あります。
それが・・・
・スティルウォーター・ジャンクションの解説シーン
・プレーリードッグの解説シーン
 です。

2ヶ所に共通する点は、『右側に見えるのは~』といったアナウンスを入れることでゲストの目線を進行方向右側に誘導しているところです。

動物たちに会える!

ウェスタンリバー鉄道ではヘビ鹿など様々な動物の姿を見ることができます。

左右で見られる動物が違うので、いつも同じ方向に乗るという方は座席チェンジしてみるといつもと違った動物たちを見ることができるかもしれません。

ちなみに・・・ウェスタンリバー鉄道は時計回りで周回するので初めて乗るよ~という方は見所の多い右側の席に座ることをおすすめします!

旅する場所は?

ジャングル開拓時代クリッターカントリービッグサンダーマウンテン太古の時代といった、様々な時代や場所を巡ります。

出発してすぐのジャングルエリアではこのようなアナウンスが入ります!
👄«『このジャングルでは実に様々な野生動物達が暮らしています。木の間をよーく見てみると、トラ、カバ、それにヘビやワニなんかが見えるかもしれませんよ。』
というアナウンスを聞いて、トラを探しても残念ながら実際に見ることはできません。
でも・・・トラのような鳴き声だけは聞こえることがあるので、耳を澄ましてくださいね♪

さらに、アトラクションの中盤の西部開拓エリアではシカプレーリードッグ、さらにはインディアン達の姿を見ることができます。

ちなみに・・・このインディアン達は季節によって服装が変わります。
夏ははだしになり、冬は羽織ものを着ます。
こうした細やかな違いにも目を向けて三多九会みるとアトラクションがより、楽しめると思います!

インディアンを見つけたら『ミタクエ・オアシン』(我々は仲間だ)と声をかけるのも忘れずに!

駅が複数ある?

➡駅は全部で3つあります!

環状運転のウェスタンリバー鉄道ですが、アトラクションの乗降駅の他に廃駅が2つあるのをご存じでしょうか。

【駅の解説&豆知識🔎】
スティルウォーター・ジャンクション
・・・西部開拓エリアにある廃駅です。
進行方向右手側、黄色と赤の寂れた建物が駅舎です。この駅は開拓者達で賑わっていた頃、乗り換え駅として利用されていました。そのため、駅には給水塔もあります。
駅にはランプがついていたり、作業途中なのか工具や道具が出しっぱなしになっていたり、つい最近まで人がいたような雰囲気です……..。

ダスティベント・デポット・ジャンクション
・・・ビッグサンダー・マウンテンの近くにあります。
恐竜の骨がある場所のちょうど反対側(右側)にあります。
アナウンスもなく一瞬で通り過ぎてしまうので注意深く見ていないと通り過ぎてしまいます。
駅名の『DUSTY BEND DEPOT』は埃まみれの湾曲した駅という意味です。

ちなみに・・・ビッグサンダー・マウンテンのQラインからは駅の全体像を見ることができます!

世界最古の植物がある?

ウェスタンリバー鉄道乗車中に見られる植物の中に世界的に希少価値のあるとても珍しいものがあります!

それが通称『ジュラシックツリー』と呼ばれている針葉樹です。
この植物はジュラ紀(2億年~1億5千万年前)から存在し、現存する最古の種子植物とされているそうです!
これはまさに生きる化石です♪

ちなみに・・・ジュラシックツリーが植えられているのはアトラクション終盤のトンネルに入る直前です。

まとめ

ウェスタンリバー鉄道は実際にに蒸気で走る蒸気機関車、一瞬で通り過ぎてしまう廃駅、希少な植物などと、どれも本物にこだわっていて見ごたえのある大好きなアトラクションです!
乗車する機会がありましたら、ぜひこれらの細やかな部分にも目を向けてみてください♪

まこどなるど

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イラストを描くこととメイクをすることとディズニーが好きです

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