10年に一度の強烈寒波がきているということで、た、た、確かに最近毎日寒いです。。
しかしここでポジティブに考える…
「え、でも逆にこの寒さに耐えられれば、もう冬は大丈夫なのでは( ̄▽ ̄)キリッ」
はい、唐突ですが、少し旬から離れてしまいましたが…
去年ですね、映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観てきました(*‘ω‘ *)
作者の井上雄彦先生がしっかり制作に携わって下さっていること
キャラクターの声優が昔のアニメと一新されていること
直前になっても漫画のどの部分を映画化したのか明かされていないなど
公開前から様々な話題で盛り上がっていました!
映画の内容はふせますが、改めて自分が「SLAMDUNK」をこよなく愛していることを実感できました。
そして、「SLAMDUNK」の魅力について語りたい衝動に駆られ、このブログを書いています。笑
いちファンとしての個人的な思いなので、独り言だと思って見ていただけたら幸いです。
濃密かつ王道なストーリー
「SLAMDUNK」はバスケットボールというスポーツを題材にしたスポーツ漫画なのですが
なんと主人公である桜木花道はバスケのバの字も知らない未経験者であります!
(花道は赤い髪がトレードマークで、喧嘩っ早いが仲間想いの不良青年です笑)
バスケ部に入部することになったきっかけも、高校へ入学し
そこで赤木晴子という女性に「バスケットはお好きですか?」と声掛けられたことで
一目惚れをしてしまい、晴子さんとお近づきになりたいがためにバスケ部に入部するのでした!
(好きな人のためにってところがベタで良いですよね!アオハルです♡)
「SLAMDUNK」は、そんな4月からバスケを始めた彼が
8月の夏の全国大会に出場することになる、わずか4ヶ月間のお話なのです。(コミックは全31巻)
神奈川県の無名公立高校:湘北高校 で高校からバスケを始めた桜木が
たった4ヶ月でいかにして全国に名を轟かせる程のプレイヤーになっていくのか。
そして、彼が少しずつ本物のバスケットマンになっていく過程を一緒に楽しめるのが
王道・スポ根ストーリーである「SLAMDUNK」の魅力の一つだと思います。
ジャンプ漫画としての魅力「友情・努力・勝利」
「SLAMDUNK」はジャンプの黄金期を支えた漫画であり
しっかりジャンプの三本柱である「友情・努力・勝利」の要素が盛り込まれています。
友情
桜木には同級生で一緒にバスケ部へ入部した流川楓という存在がいます。
この流川という男は桜木とは真逆のような存在で
中学時代から既にバスケが上手すぎると有名でした。
身長187cmの容姿端麗、口数少ないクールな性格から「流川親衛隊」なるものができる程
女性陣にモテモテなのであります。(実は晴子も流川のことが…チ、チッキショー!)
(かくいう私も、流川に憧れてクールぶっていた時期がありましたが…笑 ( ̄▽ ̄)タダシ、イケメンニカギル)
流川は誰よりもバスケが上手くなりたいという強い思いを持っており
最初は遊び半分のような気持ちで入部してきた桜木のことを「ド素人が」と嫌悪します。
しかし、そんな桜木もバスケの面白さに気付いてからどんどんと努力を重ね
異常な速度で成長していき、いつか流川を超えてやりたいと本気で思うようになります。
(余談ですがアニメ版の桜木のCVは、ドラゴンボールのトランクス役などで有名な草尾毅さん
流川のCVは、数々のイケメンキャラを担当した、私も大好き緑川光さんです)
流川も少しずつ結果を残していく桜木の成長を目の当たりにし
段々と彼をバスケプレイヤーとして認めていくようになり、やがて二人は・・・。
ライバルとして切磋琢磨することで人間としても成長していくこの一年生コンビが加入したことで
湘北高校バスケ部が全国レベルに強くなっていく過程を楽しむことができます♪
努力
桜木は最近流行の「なろう系主人公」とは少し違います。
確かに上手くなるだけのポテンシャルは兼ね備えていたのですが
漫画の中では一人で猛特訓する描写が度々描かれています。
(夏合宿で行った一週間で二万本のジャンプシュート練習は、私には到底できないと思います…orz)
バスケットの基本シュートとなる”レイアップシュート”というものがあります。
桜木は庶民シュートだと揶揄していましたが、最初はこの基本シュートすらまともに入りません。笑
しかし桜木の良さは、諦めずに努力し続けられることにあります。
素人ではあるがバスケが上手くなりたいという純粋な強い思いがあり
それゆえ教えられたことをしっかり実行しようとするので飲み込みも早く
庶民シュート→ゴール下シュート→ジャンプシュートと短期間で基本シュートを
どんどんマスターしていきます。
最初はうまくいかないところから始まり、努力の末に技を身につけ
試合でゴールを決めたときは、桜木と同じように私も胸が躍りました!
勝利
やはりスポーツ漫画では、大事な局面で試合に勝ち切ることが面白さにつながっていきますよね。
夏の神奈川県予選から本格的な公式戦が始まりますが
「SLAMDUNK」には本当に語りたい名試合がたくさんあります!
(私、多分喋り出したら何時間も話し続けてしまうかも・・・)
勝敗は紙一重な試合がほとんどで、その目まぐるしく変わる展開に読みながらハラハラしました…。
一人ひとりがこの試合を勝ち切るためにと
自分のできる役割を考え、最大限のパフォーマンスを発揮する姿がカッコいいです!
試合の中でどんどん成長・進化していく彼らを一緒に応援してあげて欲しいです(*‘ω‘ *)
個性豊かなキャラクターたち
湘北高校には先ほど触れた一年生コンビの桜木・流川の他に、
三年生
赤木剛憲 (湘北の精神的支柱である主将、桜木にとっては共にゴール下を守る兄貴的な存在
ゴリラ顔だが晴子の兄、桜木からは「ゴリ」と呼ばれている)
三井寿 (帰ってきた天才3Pシューター、一度はケガでバスケから離れてしまい、グレてヤンキーに
なってしまったが、紆余曲折のすえ復部する、桜木からは「ミッチー」と呼ばれている)
小暮公延 (チームを影ながら支える副将、桜木からは「メガネ君」と呼ばれている
無礼な桜木にも優しい、個人的見解だが彼の一言一行が名場面を量産している)
二年生
宮城リョータ (チームの司令塔、小柄だがドリブルが速い、桜木からは「リョーちん」と呼ばれている
桜木に試合で使える技を伝授したり、面倒見も良く頼りになる先輩)
と個性的な仲間がいます。
みんな我が強いため、なかなかまとまらず、序盤は苦戦する場面もありますが
試合に勝ちたい!俺たちは強い!という思いだけは一致しており
徐々にチームとして成熟し、数々の強豪校と渡り合っていく過程は何度読んでも胸が高鳴ります!
仲間には個々のエピソードもあり、またここではあげきれませんが
対戦相手校にも個性豊かなキャラクターがたくさんいるので
きっと皆さんも好きになれる推しキャラが見つかると思います♪
そこで試合を観ているかのような作画の臨場感
これはもう井上雄彦先生の技術が素晴らしすぎる!の一言なのですが、作画が本当に綺麗です!
こんなかっこいいシュートができたらなぁ…と小学生だった当時の私は読みながら思っていました。
(私のように「SLAMDUNK」を読んでバスケを始めたって方は少なからずいらっしゃるかと思います)
もちろんキャラクターの作画が美しいこともありますし
私としてはモーションの際の筋肉の描き方が綺麗だなと感じています。
いかにハードな動きをしているのか、バスケ経験者だとそれがよく分かるものになっています。
緊迫する試合展開を上手くコマ割りすることで、思わずこちらも一緒に息を飲んでしまいます。。
(特に山王工業戦のラスト10秒程のコマは圧巻であります…時が止まったかのような没入感がありました)
試合中にも関わらず選手同士がよく喋ったり、ギャグっぽい要素もたくさんあって
メリハリがあって私としては読みやすい印象です。(ここは人によって賛否が分かれるかもしれませんが)
掛け合いのシーンがあることで、そのキャラクターの魅力や深みが表現されています。
個々のキャラクターが立っているからこそ、試合がより感動的なものになっていきます。
バスケが分からない人にも分かりやすくルールを解説してくれるコーナーがあったり
スポーツ漫画初心者の方にも読みやすい作品になっていると思います。
最後に
さてさて、かなり好き勝手に「SLAMDUNK」の魅力について語らせていただきましたが
いやー実のところまだまだ語りつくせていません!笑
もっともっと良さを皆様にお伝えしたいところですが
だいぶダラダラと文章も長くなってきてしまいました…。
日本では野球・サッカーがとても人気あると思いますが
現在は世界最高峰のバスケリーグであるアメリカのNBAでも
日本人で活躍している選手がおります!そう、八村塁選手や渡辺雄太選手ですね!
今更私が語るまでもない不朽の名作として名高いスポーツ漫画「SLAMDUNK」
ぜひ一度皆様にも読んでいただいて、バスケットボールの魅力が多くの人に伝わると良いなと切に願っております。
いつか、私の好きな「SLAMDUNK」のシーンなんかも紹介できたら良いなと思っています(*‘ω‘ *)
家にある「SLAMDUNK」のマンガをみんなに一方的に貸し付けたい!笑 私、スタッフFでした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。