その他

野球はいいぞ!

野球が好きだ。というか、プロ野球を見るのが好きだ。
毎日ささやかな刺激を提供してくれる。
今日はみんなも野球を見よう!というお話である。

磯野、野球観ようぜ!

野球はいろんな楽しみ方ができる。
時速150キロを超える剛速球に大きく曲がる変化球。大空にアーチをかける特大ホームランや、アクロバティックな守備などは見ているだけで面白い。

プレーを見るだけでなく、分析や考察をするのも野球のだいご味だ。現在では技術の進歩もあってかなりデータ分析が進み、選手やチームの特徴が事細かに浮き彫りになってくる。
理想的なバッターの並べ方や、ピッチャーの投げる順番などを考えたりするのも、さながらカードゲームやポケモンなどの戦略ゲームのような楽しさがある。

おらが町のスターを応援できるのも野球の良さだ。
野球は日本でも最も競技人口が多いスポーツで、すそ野も広い。自分の通っていた高校や大学出身の野球選手を応援するのもいい。僕の通っていた大学は多くの選手を輩出しているので一人一人には思い入れが少ないが、高校はドマイナーだったので、そこから初めてプロ野球選手が出た時はさすがに驚いたし、入団会見には見たことある先生も映っていたので妙に親近感がわいたものだ。

サッカーやバスケ、テニスとかと違って、シーズンが開幕すれば半年以上はぼ試合があるのも、楽しみが続いてポイントが高いし、試合展開が目まぐるしくないので、「ながら」でも楽しめたりするのだ。

オマケと言っては何だが社交の役にも立つ
野球の知識があると、いろんな年齢の人と話す時の話題に困らない。
仕事場の上司とか先生のご機嫌だってとれちゃう
気難しい相手にも「昨日巨人勝ちましたね」と話しかければご満悦。出世も内申点も思いのままだ。ちなみに先生や上司が阪神ファンの場合は巨人を誉めたらどんな天才でも停学処分だしエリート商社マンでも窓際社員一直線なので気を付けよう。

勝たぬなら 〇〇しよう ホトトギス


プロ野球は、自分のメンタルと向き合うきっかけにもなる。
贔屓チームが強ければ毎日の暮らしにささやかな喜びをトッピングできるし、チームが弱ければ精神修養、ストレスコントロールを学ぶこともできるのだ。

一時期あまりにも弱かった阪神や横浜のファンの中には、負け続けるあまり怒りを通り越して「強いチームとは1つ勝つことのありがたみが違う」という仙人のような境地に達した人もいた
つまり忍耐力が身につくのだ。忍耐力は大事だ。かの徳川家康も「勝たぬなら勝つまで待とうホトトギス」という言葉にもあるとおり、その辛抱強い精神で幕府を開くほどの立身出世を果たした。きっと阪神か横浜ファンだったのだろう。

そんな悟りが開けない、何ならホトトギスを〇してしまう信長メンタルの人(僕みたいな)は巨人とかソフトバンクみたいな強いチームを応援するのがオススメである。年間80回は勝ってくれるのだ。ホトトギスも鳴きっぱなしである。だがどんなチームでも不調なシーズンはある。そんなときは試合を観ずに、ネットや新聞のスポーツ欄だけ見るのがお勧めだ。そうこうしているうちにいつの間にかチームの調子が上がっているかもしれない。そうしたら見ればいい。プロ野球は144試合以上もある。調子がいい時だけ見ても、結構な試合数を楽しむ事ができるのだ。

Qでも難しいんでしょう? 

こんな風に良い事ずくめなのだが、野球を観ない人にとってはちょっとルールが多くてとっつきづらいかもしれない。

大雑把に言えば、捕手がグローブを構えた所めがけて投手がボールを投げて打者がバットで打ち返し、その打球を野手が取ってアウトにする。ヒットやホームランで、塁に出たランナーが1塁、2塁、3塁を回ってホームに帰ってきたら点が入り、9回ずつの攻撃でより多く点を取った方が勝ち、というものだ。

基本的にはこれさえ覚えておけばいいのだが、状況に応じたルールが細かく設定されている。
ランナーが何塁にいるかによってアウトの取り方が少し違うとか、打ち上げた打球が自動でアウト判定を受ける場合があったりとかだ。
成績のつけ方でも、送りバントや犠牲フライでアウトになっても打率は下がらないとか、味方のエラーで点を取られてもピッチャーの責任である「自責点」にならない、など色々と条件がある。

また、プロ野球はセリーグ、パリーグに分かれており、それぞれ144試合行われるリーグ戦で優勝を争うのだが、そのあとにクライマックスシリーズというものがある。これはリーグ戦上位3チームによって争われる短期決戦で、各リーグでクライマックスシリーズを勝ち抜いたチームが日本シリーズに出場することができる。
これを知らないと、ついこないだニュースで〇〇が優勝したと聞いたはずなのになぜか日本シリーズで別のチームが出ている……と奇妙な思いをすることになってしまう。
あなたがパラレルワールドへ世界線移動したのでなければ、それは優勝チームがクライマックスシリーズで負けたのだ。

と、このようにちょっと色々細かいルールはある。とはいえ、僕も最初からすべてのルールが分かったわけではない。それでも好きなチームの試合を観たり、野球ゲームに触れるくらいなら別に全然問題はなかったし、そうやって観ているうちに何となく覚えていったのだ。どのスポーツでもそうだが、贔屓チームを持つことが理解への近道である。

僕の好きなチームが分かるかな?


ひいきチームをもとう!というわけで、まずどんなチームがあるかをざっと挙げておこう。
プロ野球チームは合計で12球団。セリーグとパリーグに6チームずつわかれていて、それぞれのリーグで優勝したチーム同士が日本シリーズで戦い、日本一を決めるというシステムになっている。2005年からはシーズン中にセリーグとパリーグのチームが対戦する交流戦も始まった。各リーグの所属チームがこちら。

セ・リーグ 設立本拠地 リーグ優勝日本一交流戦優勝
読売ジャイアンツ1934年12月26日東京ドーム38回22回2回
阪神タイガース1935年12月10日阪神甲子園球場5回1回0回  
中日ドラゴンズ1936年1月15日バンテリンドームナゴヤ9回2回0回
広島東洋カープ1949年12月5日MAZDAZoom-Zoomスタジアム 9回3回0回
横浜DeNAベイスターズ1949年12月15日横浜スタジアム2回2回0回
東京ヤクルトスワローズ1950年1月12日明治神宮野球場7回5回1回


 パ・リーグ設立本拠地リーグ優勝日本一交流戦優勝
オリックス・バファローズ1936年1月23日京セラドーム大阪12回4回2回
福岡ソフトバンクホークス1938年2月22日福岡paypayドーム19回11回8回
北海道日本ハムファイターズ1945年11月6日札幌ドーム7回3回1回
千葉ロッテマリーンズ1949年11月26日ZOZOマリンスタジアム5回4回2回
埼玉西武ライオンズ1949年11月26日メットライフドーム23回13回0回
東北楽天ゴールデンイーグルス2004年11月2日楽天生命パーク宮城1回1回0回

強いチーム、お金もちのチーム、おしゃれなチーム、ファンの熱気がすごいチーム、若手が育ちやすいチーム、ユニフォームがカッコいいチーム、監督が面白いチーム……とその個性は十二人十二色である。
ぜひ自分に合ったチームを応援してみてもらいたい。

というわけで、これから何回かに分けて、独断と偏見による「初心者でも応援しやすいチーム」を紹介していこうと思う。

FT

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こんにちは!
アニメや映画、プロ野球を見たり、本を読むのが好きです。
浅く広くいろんな作品に触れていくタイプなので、それを活かして記事を書いていこうと思います。よろしくお願いします!


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