2日目 大晦日
まずは朝のオムツチェックから始まります。
防水シートは濡れていませんでした。
尿漏れパッドは結構ふくれていたので、何回か排尿があったのだと思います。
尿漏れパッドを交換して、オムツもチェックして大丈夫そうだったのですが、
練習のために交換を行いました。
それから、朝食作りでした。
父は朝食後はあまり布団から起き上がらなかったのですが、突然トイレに行きたいと言ってきたので、
トイレに連れていったら、便意を我慢できずにオムツの上にうんちを落としてしまいました。
他には汚さなかったので、ギリギリセーフです。
昼前にスーパーに行って食料品を買ってきました。
結構荷物が重くて大変でしたが、スクーターで行ったのでなんとか運ぶことができました。
昼食はきつねうどんを作ったのですが、父はおいしそうにしっかりと食べてくれたので、
よかったです。
昼食後に訪問看護さんがいらっしゃいました。
シャワー浴で胸部の手術の傷口の洗い流していただきました。
父は入浴が嫌いで頭も洗わせてもらえなかったようです。
夕食は年越しそばを作りました。
まあ、そばだけ茹でて、つゆを作り、あとは買ってきたかき揚げを乗せただけなんですけど。
父は退院して、イカが食べたいと言ってきたので、いか入りのかき揚げを買ってきました。
明日以降の分の雑煮とかまぼこ、伊達巻、ハム、なると、三つ葉、ほうれん草の茹でたもの、
ゆずを用意しておきました。
寝る前のオムツ交換も終わりなんとか、大晦日が終わりました。
2020年の年末を家族で過ごせるとは思っていませんでした。
肉体的にだんだんと疲れがたまってきました。
3日目 2021年 元旦
元旦の朝もオムツ交換から始まります。
それから、今日は元旦なので、雑煮を温めて、餅を4つに切って、レンジで柔らかくして、
ほうれん草、三つ葉、なると、ゆずを添えて、雑煮を器に移して完成です。
かまぼこやハム、伊達巻は最低限のおせち料理です。
僕も父も糖尿病なので、甘いおせち料理はあまり出せません。
餅はごえんや窒息死が怖いので、4つに切ってから、盛り付けました。
父の食欲は旺盛で、正直食べ過ぎてしまう傾向があります。
昼食も雑煮です。
元旦でも訪問看護さんは来てくださいます。
心強かったです。
夕食で雑煮は終わりました。
父がだんだんと歩くことができるようになってきました。
これは嬉しいのですが、放っておけなくなるので、心配でもあります。
この日びっくりしたのは、父が玄関まで歩いてしまったことでした。
もう少し発見が遅れていたら、父は転倒していたかもしれません。
母の下痢がなかなか治りません。
それも心配でした。
肉体労働が結構ありましたが、毎日よく眠れます。
体を動かすのがいいのかもしれません。
元旦もオムツ交換が終わり、また日付が変わります。
4日目 1月2日 買ってきたから揚げ
だんだんとオムツ交換も慣れてきました。
父も体を動かして、オムツ交換に協力してくれます。
朝食は鮭の塩焼き、目玉焼きがメインでキャベツ千切りなどの副菜を作りました。
基本はごはんです。
昼前にスーパーに行って、食料品と生活用品を買いに行きました。
父が鶏のから揚げを食べたいということなので、バスで最寄りの駅まで行って、
そこのスーパーで買いました。
昼食はから揚げメインです。
訪問看護さんが来て下さるんですが、父はなかなかシャワー浴をさせてくれません。
傷口と陰部洗浄を行って、なんとか終了です。
今まで、抜けていましたが、洗濯も毎日行って、風呂掃除も毎日しています。
夕飯は父だけから揚げです。
から揚げはなくなってしまいました。
ごぼうの炒め物やふかし芋なども作りました。
基本的に父がごはんがおいしいと言ってくれて、しっかりと食べてくれるので、
それが嬉しいです。
そして、その日のオムツ交換が終わり、一日が終わります。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。