こんにちは。よっしーです。だんだんと季節が冬に移り変わってきていますね。
今回は第二回市民メンタルヘルス講座【統合失調症の現在地と高等学校での精神疾患教育】という講座を受けてきたので、それを記事にしたいと思います。
精神疾患=その人自身でない
一番印象的な言葉は、【精神疾患=その人自身でない】という言葉でした。精神疾患をもっていても健康な部分があり、病気は一部であって全てではないということでした。病気に焦点が当たりがちですが、良い部分、元気なところにも焦点をあて支援することが大切!病気に支配されないこと大切だなぁっと思いました。自分自身も病気に支配されて自信をなくしていたことがあるけれど、それが全てではなく一部と理解できると病気との付き合い方も変わるかなっと思います。
統合失調症とは
たくさん色々と勉強になるお話をしてくださいました。統合失調症の急性期がトップで支援が辛いことや病気と付き合う期間が長いことなどお話ししていました。0.7%がかかる珍しくない病気であるがスティグマがあることなどありますが、治療の進歩により、本人が望む生活、人生の回復が治療の目的とよりよい方向に変化してきていること。医療のデザインは当事者であるという原則や権利があることなどお話しして下さいました。
病気になっても大丈夫な社会へ
一昔前であれば、入院して病院から出れない病気と思われていたかもしれませんが、変化してより良くなっていることを実感しました。社会の変化の影響を受けやすい病気なので、統合失調症をもっても大丈夫な社会になれば、より生きやすい社会が築き上げられるのではないかとも思いました。病気を持っても幸せに生きることのできる社会になってほしいと切に願います。
高校での精神疾患教育に望むこと
高校で精神疾患を学ぶことによって、心との寄り添い方などもっと勉強して、若者の自ら命を断つ自殺が減って欲しいっと思いました。日本は若者の自殺が多い国なのです。背景には色々な事情があると思うのですが、もっとケアを充実させたり、精神疾患について学ぶことによって、よりよい自分、よりよい生活が送れるようになるといいなぁっと思いました。