11月23日は勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)で、日本の国民の祝日の一つである。
平成時代は天皇誕生日の12月23日で昭和23年以降の昭和時代および令和時代において1年で最後の祝日となった。
勤労感謝の日の趣旨
勤労感謝の日は、1948年(昭和23年)7月20日公布された国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年法律第178号)第2条によれば、「勤労をたつとび(尊び)、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ことを趣旨としている。
勤労感謝の日が出来るまで
第二次世界大戦後、新たに日本国憲法が制定され、祝祭日から国家神道の色彩を払拭するという方針のもとで新たに祝祭日を選定し直すことになった。1947年(昭和22年)に召集された第2回国会で祝祭日の名称の全面的な見直しが行われる中、衆議院では新嘗祭(にいなめさい)が新穀の収穫に対する感謝の日であることからそれに代わる名称として「新穀祭」「生産感謝の日」などの案が検討された結果、省庁(官僚)の間では、GHQの命令により米国のThanksgiving Day(サンクスギビング・デイ)の意味である、感謝祭(かんしゃさい)と言うアメリカ合衆国やカナダなどで祝われる祝日のひとつでThanksgiving (サンクスギビング)と略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする日に相当する祝日を設けることとなったことが由来と伝わっていて「感謝の日」案が有力となった。その後の衆参合同委員会で「感謝の日」では漠然としていて何に対する感謝かわからないという理由で参議院議員の羽仁五郎の動議による「勤労感謝の日」と「労働感謝の日」の二つの案が出され前者の案が有力となり、衆議院文化委員会において日本社会党などの委員による賛成多数で「勤労感謝の日」が採択された。この決議を踏まえて国民の祝日に関する法律に規定された。
以上:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
Kの感想
地球に住む人間全員が相手に感謝する気持ちを持ちながら生活が出来たらどんな世界になるのでしょうか?と思ってしまいます。
この当時は、戦争に敗戦した後なので、日本の内政にGHQと云うアメリカの組織との話し合いもしないといけないので公布までに今よりも時間がかかったと思います。
「勤労感謝の日」は、昭和23年の祝日法の制定当初から設けられている国民の祝日で、1948年(昭和23年)7月20日公布された国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年法律第178号)第2条によれば、「勤労をたつとび(尊び)、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ことを趣旨としている。
祝日法の制定時の資料では、この「感謝」について、「国民が毎日生活を続けていられるのは、お互いがお互いを助け合っているからである。従って、ここにいう感謝というのは、
すべての人がすべての生産とすべての広く働く人々の勤労に向けて感謝を示す日だということがわかり、働くことや仕事そのものを大切な習慣として重んじ、国民同士が互いに働きに感謝し合うのでなければならない。そして、感謝を示し合い、感謝の心もちは、今日のような世相のけわしいときには最も必要なものであるが、世の中が落ち着いたときにも常に大切なものである」として制定された祝日ですと説明されています。
祝日法の制定前、11月23日は、祭日の「新嘗祭」として休日とされており、国民の生活の中でも、新穀に感謝する日でした。
「新嘗祭」にかわる日として出来たのが「勤労感謝の日」であるがアメリカやカナダにも感謝祭は存在してその感謝祭が日本の祝日の由来として感謝祭が出来て、漠然さをなくすために出来たのがこの勤労感謝の日になるそうでございます。が、「勤労感謝の日」は、いにしえからの収穫感謝の風習を生かしつつ、新しく設けられた感謝の日であるといえます。
こういう祝日などの行事の由来などは調べるまで何も分からないことが多すぎると思います。
乱文乱筆になってしまったかもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました。