こんにちは。今回は、PS4のSSDへの換装について紹介したいと思います。
皆さんは、PS4でゲームをプレイする時、起動やデータの読み込みに時間が掛かる事はないでしょうか。
ゲームを高速化したいと思った時に試したいのが、PS4にSSDを換装する事です。
ここでは、SSDを換装する際の注意点について紹介します。
まず、注意しなければならないのが、PS4の機種によって対応している規格が違うという点です。
例えば、初期型PS4は内蔵ドライブが2.5インチのSATA2.0という規格までしか対応しておらず、
SATA2.0の最大データ転送速度は300MB/s(3Gbps)で、
現行の規格であるSATA3.0は最大データ転送速度は600MB/s(6Gbps)なので、
初期型PS4に標準で搭載されている内蔵HDDから、内蔵SSDに換装しても、
確かにロードは早くなりますが、データ転送速度が頭打ちになるため、SSDの性能を生かし切れません
では、どうしたらいいのかというと、USBポートから外付けSSDを接続すると
ロードの高速化が見込めます。
その理由は、初期型PS4にはUSB3.0という規格のポートが搭載されているためです。
このUSB3.0は最大データ転送速度は500MB/s(5Gbps)なので、
初期型PS4にSSDを搭載する場合は内蔵SSDより、
外付けSSDの方が、より円滑なロードの高速化が見込めます。
PS4proの場合は内蔵ドライブがSATA3.0に対応、USB3.0のポートを搭載しているため、
内蔵SSDと外付けSSD、どちらも高い効果を発揮でき、
より高速なのは内蔵SSDではありますが、少し手間が掛かるため、
無知識な初心者にはハードルが高いでしょう。
そこで、おすすめなのが外付けSSDです。
こちらは、直接USBに差してフォーマットさえすれば、それだけで利用できる手軽さが魅力です。
そして、もしSSDを用意するとしたら、PS4が読み込める容量は256GB~2TBですが、
決して安い買い物では無いため、値段と容量のバランスを考慮すると512GBのものがおすすめです。
なお、内臓SSDの場合はPS4のシステムデータを保存するために約100GB使用するので、
仮に、最低容量の256GBだった場合はシステムデータだけで容量を食ってしまい、
ゲームを1~2本しか保存できません。(外付けであってもゲームを2~3本しか保存できない)
なので、内蔵と外付け関係なく、512GB以上の大容量のものを用意する事を強く推奨します。
実際に換装して、どれくらい高速化できるのかというと、
プレイするゲームにもよりますが、ロード時間が約50%短縮され、
目に見えて早くなった事が分かります。
内臓SSDの場合はPS4本体の起動や終了、スリープおよび復帰といった
システム自体の速度向上が見込めます。
また、SSDはHDDよりも発熱量が少ないため、
PS4に内蔵されている冷却用ファンの回転数が下がり、静音性が高くなり、負荷軽減にも繋がります。
今回は、PS4のSSDへの換装について紹介しました。
ロード時間を少しでも短くしたい人は、一度試してはいかがでしょうか。