こんにちは、お餅。です。
今日は私がこよなく愛しているとあるゲームについての話をしたいと思います。
既に記事名でゲームタイトルが出ていますが、”Portal(ポータル)”というゲームを紹介します。
以前に私のアイコンにもなっている東狐ユウくんについての話をした際にも軽く触れたゲームなのですが、FPS視点(ゲーム内の自分が操作するキャラクターから見た、いわゆる一人称視点のこと)で解いていくパズルゲームです。
一番の特徴はそのタイトルにもある通り”ポータル”というものを活用するのですが、至極簡単に説明すると壁に付けて使うどこでもドアみたいなものです。
そのポータルは専用の”ポータルガン”という銃型の機械を壁に向けて撃つことで開くことができ、一度に2個(青色とオレンジ色の二種類)まで設置ができます。片方のポータルへと入ればもう片方から出てきて、離れた場所でも簡単に行き来ができる移動手段となり得ます。
しかしこのポータルの特徴はそれだけではなく、片方のポータルへと勢いよく飛び込むともう片方からその勢いのまま飛び出します。例として、自分のいる所より低い場所の床に片方を、もう片方のポータルを壁に設置して低い場所のポータルへと飛び込むと壁の方のポータルから飛び込んだ勢いのまま放出されます。同じようにして遠くにある物をポータルを経由して運ぶこともできます。
恐らくあまりイメージが湧かないかと思うので、東狐ユウくんがプレイしていた時の配信アーカイブのプレイリストを貼っておきます(非公式ストーリーの実況プレイですが)。
https://youtube.com/playlist?list=PLsrUU1dVOldbcd0-LWQvNZxfMfmIXf6vU
このゲームの本編(公式のストーリー、初代PortalとPortal 2の二作)はそれぞれ600円ずつとかなり安いゲームな上にセットで買うと900円と少しお得なのですが、その値段には到底釣り合わないほどのボリュームと完成度のゲームとなっています。(初代の方は控えめですが)
更にはシーズンセール(毎年各季節で1回ずつ、4回ある)ではまさかの80%OFF(各120円、セットだとなんと180円)と驚きの値段になります、エナジードリンク以下です。
さて、ここまでつらつらと書き連ねてきましたが今度はこのゲームがどのようにして生まれたのかの話をしたいと思います。
元々はアメリカのコンピューターシミュレーションやアニメーション、ビデオゲームプログラミングなどを専門とする学校であるデジペン工科大学の学生が卒業制作で作った”Narbacular Drop(ナーバキュラードロップ)”というゲームをValveという会社が買い取って作り上げたゲームなのです。
そのNarbacular Dropはどのようなストーリーなのかというと――
昔々ある王国に、国民の皆から賞賛されるほど美しい姫がいました。しかしその姫は呪いによりジャンプをすることができないため、友達からは愛情を込めて膝無し姫と呼ばれていました。ある日、世界征服を企んでいた冷酷で邪悪な悪魔は彼女を人質に取ると良いと考えました。そして、それは実行されてしまいました……。
哀れな膝無し姫は、山の奥深くにある隠れ家に閉じ込められました。檻の中に閉じ込められた彼女には、悪魔の子分であるいたずら好きなインピーだけが付き添っていました。このままではいけないと思った膝無し姫は絶望しましたが、知らないうちに彼女自身を助けてくれる人が見ていたのです……。
山の精霊であるウォーリーは、自分の家である山の中に隠れ家を作った悪魔たちに対して激しく怒りました。ウォーリーは彼女を見て不憫に思い、彼女の前に姿を現しました。彼は悪魔たちを倒すのを手伝ってもらう代わりに、ダンジョンからの脱出を手伝おうと彼女に提案をしました。そしてウォーリーは彼女に現実を壊すほどの力を秘めたポータルを壁に開けられる力を明かし、彼はこの力を使って自由の身になれる方法を膝無し姫に教えました……。
(これは実際のゲーム内テキストの意訳なので多少の違いがあるかもしれません)
と、ファンタジー系のストーリーとなっています。
Portalの方のストーリーは伏せますが、世界観としては真逆と言って良いほどのジャンルであるSFとなっています。(気になる人はぜひ購入してプレイor上のアーカイブをご覧ください)
ちなみに私がPortalを初めてプレイしたのはとあるゲーム実況者さんの動画がきっかけでした。初代の実況動画を興味深く観ていて、そのクリア後に2の実況を立て続けに投稿し始めたタイミングで自分も気になって買ったのが今から8年前である2013年の年末でした。ゆえに自分のPortal歴は7年と8ヶ月です。
とまあいつにもなくかなり長たらしく書きましたが、それだけ私が好きなゲームということなのです。
皆さんもぜひプレイして、唯一無二のパズルに頭を悩ませてみてください。
また次回は久しぶりの小説を書きたいと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました、お餅。でした。