この作品はタイトルの通り、椅子に座っている人物を描くことがテーマです。
この記事では、その制作過程を詳しく記していこうと思います。
まず最初に水彩紙に鉛筆でラフを描きました。
このラフまでに参考になりそうな写真をいくつか模写しましたが、
それに比べると正面から見て大人しく座っているので、まだ自然なポーズを
自然なアングルで描くのは自分には難しいようです。
靴やズボンの皺など細かい部分を描き込んで線画の完成としました。
透明水彩調に塗る予定なので、少しラフで薄めです。
本当は実際に紙と絵の具で描く予定でしたが、作品を仕上げた経験が少ないため
この線画をデジタル化してクリップスタジオペイントで塗ることにしました。
まず何色の椅子にするか試しに塗ってみて、それに合う影や背景を探していきます。
さらに全体の雰囲気を合わせて色を塗ってみます。
水彩調の筆を選択して、水彩画の教本を参考に全体に色を大まかに塗っていきます。
教本を手掛かりに影に合う光を探していきます。
色がよさそうなら物や色の境を透明水彩らしい滲みになるように塗ります。
顔や服の皺など細かい部分を塗っていきます。
ファイルが連番で上がっていたのですが自分でも分からないくらいの微修正です。
多分…
最後の仕上げです。
おかしいと思った所の修正やもっと良くしたい部分、足りない部分を描きます。
ここでは描いてるうちに重くなってしまった頭の稜線を、光に当たっているように修正したりしています。
透明水彩調のサラッとした感じを目指したのでこれで完成となります。
ご閲覧ありがとうございました。
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