自閉症スペクトラムの症状と利用者について

症状

自閉症スペクトラムとは、自閉症と共に、小児期崩壊性障がい、アスペルガー障がいの３つの障がいを1つの連続体としてとらえた考え方の呼称であり、脳で機能障がいが発生してしまっている状態をさします。
自閉症には主に３つの特徴が挙げられています。①自分のペースで行動してしまったり、自己優先的な言動で時に周りの人と衝突してしまう②言語発達の遅れがみられ、抽象的な言葉の意味や意図などが理解できなかったり、意味を成さない言葉・相手の言葉を繰り返し呟く③特定のもの・やり方にこだわりや執着があり、そこから外れることに強い拒否反応がある。この他にも、感覚刺激に対して過敏に反応してしまうことも挙げられています。

利用者の状況

・嫌いな音、匂い、などに過敏性で、音に対してはヘッドホンなどをして対応してもらっている
・自分の決めたルールやこだわりに従わないと、他人からの助言を素直に受け取れなかったり、次の行
　動に移ることができない

クリエイターズよこはまでは

・苦手なことやこだわりを尊重し、可能な限り対人関係や環境を調整しています
・苦手な要素を全て排除することは難しいので、自分なりのやり方に沿った解決方法を一緒に探してい
　けるよう支援します