統合失調症の症状と利用者について
症状
統合失調症とは、感情や思考などを制御する脳の働きがまとまりづらくなり、社会生活や人間関係などに影響が出てしまっている状態を指します。
症状には「陽性症状」「陰性症状」「認知機能障がい」の大きな3つの分類があります。主な症状例として「陽性症状」には妄想と幻覚、「陰性症状」には感情や意欲の欠如、「認知機能障がい」には注意力・判断力の低下などが挙げられています。
なお、現在では統合失調症と類似の症状疾患を、1つの連続体としてとらえる「統合失調症スペクトラム」という考え方があります。
利用者の状況
・自分のことは分かって欲しいが、他の人のことはあまり関心がない
・考えがまとまりづらく、困っていることを伝えられない
・来ている服に清潔感がない、髭をそらないなど、身の回りの管理ができない
・指示内容をうまく理解できないために間違えを起こし、その度に怒りや自己嫌悪に陥ってしまう
クリエイターズよこはまでは
・不安や苦しくなることを聞き取り、否定しないで理解しやすいような言葉選びや、話の流れをつくっ
ていけるように支援しています
・情報の取捨選択をして、自分に不利益な情報は極力自分から追わないことを勧めています