こんにちは、初めまして、ささのです。
今回の記事は、イラストを描いている人に向けてです!ツールの機能を生かして自分のイラストを加工する方法をお見せしようと思います。
色調補正レイヤーを主に使って、雰囲気のあるイラストを目指そう~!
用意するもの
・CLIP STUDIO PAINT Pro(体験版などでも機能制限がなければOK)
・自分のイラスト(統合した画像でもOK)
・やる気とセンス(これはやっていくうちにどんどんついてくる)
1.ラフ、下描き
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今回は、メイドっぽい女の子キャラを作ったのでその子をメインにイラストを描きます。
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ラフの上にレイヤーを追加し線をなぞってきれいにします。
2.下塗り
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グレースケールで下塗りをします。ここで影まで塗り込んでもよし。
3.色付け、光と影
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ざっくり色を付ける。
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乗算レイヤーとスクリーンレイヤーを使って影と光を入れます。一気に立体感が出る!
4.加工①
加工には色をいじれるレイヤーを使用します!
コマンドバーのレイヤー>新規色調補正レイヤーから任意の色調補正レイヤーを追加します。
1明るさ・コントラスト→明るさ10・コントラスト15
ここは微調整なので画像は省きますが、全体を少し明るく、暗いところはちょっと暗さが強くなります。
2カラーバランス→カラーレベル -30:10:15
カラーバランスは色味の調整ができます。すべて寒色寄りにしました。
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3グラデーションマップ→ダウンロードしたものをレイヤーモード「カラー」15%で使用
色の深みを出す為、グラデーションマップで色味を追加します。
こちらの素材を使用しました→https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1814319
ちょっとピンクみが強くなった気がします。
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4階調化→階調化数20(不透明度20%)
これは最近お気に入りの加工です。見た感じ変化が微妙ですが、グラデーションになっているところが変化が分かりやすいと思います。もう少し強くしてもよかったかも。
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5.厚塗り・影光追加
レイヤーのコピーをすべて結合して、線を消すように塗り込んだり光と影をさらに追加します。
女の子のスマホの明かりが特徴的です。
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6.加工②
仕上げです。
1明るさ・コントラスト→明るさ15・コントラスト15
いろいろいじるうちに画面がもったりしてきたので、コントラストを上げてぱきっとさせる狙いです。
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2グラデーションマップ
①でも使ったグラデーションマップの素材を使って最後の仕上げです。ほんっとうに薄くかけているので、変わらない気もしますが、気持ち的に大事です。
7.完成!
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できました!夜の街、路地裏で休憩しているメイドっぽい女の子のイメージです。
個人的にはもう少し描き込めばよかった~とか反省点は色々出てきますが、かわいく描けたと思います。
色調補正などの加工は何回もやってみて慣れていくことが大事なので、ぜひトライしてみてください。
最後に、初めての記事作成で分かりにくいところもあったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございます!