アニメでメンタルを整えよう

人は生きている限り、ストレスから無縁ではいられない。将来への不安……現状への不満……体調不良……数え上げればきりがない。この状況を打破するために人は気分転換をする。例えば趣味に打ち込むとかだ。僕にも趣味がある。その一つがプロ野球観戦なのだが……

最近超イライラする。

なぜなら応援しているプロ野球チーム、読売巨人軍が負け始めたからだ。それもすごい勢いで。ゴールデンウィークの6連戦は1勝5敗。ちなみにそのまえから3連敗していたので直近9試合で1勝8敗。もはやGolden WeekではなくGiants Weak(ジャイアンツ弱い)である。

ぶっちゃけ開幕前から実は今シーズンの巨人は弱いと思っていた。去年まで頑張っていたピッチャーが全員怪我でいないのだから。あきらめる準備は万端だったのである。なのになぜか開幕から調子がよく、新人投手たちが絶好調。首位を快走してしまったために、僕はすっかり「気合をいれて応援するモード」になってしまったのだ。

で、急に負けが込み始めた。打線はつながらず守備はミスを連発し投手の大量失点が続き、夏の台風のように暗雲が立ち込める中、ついに先日、目下最下位爆走中の大嫌いな西の方にある縦じまの球団にすら無残な連敗を食らったことでバッキリ心が折れた。追い打ちをかける様にチームのエースと、攻守の要のスーパースター2名が怪我で長期離脱が決定。代わりの選手が足を引っ張りまくった結果3試合連続大量失点負け、さらには今シーズン覚醒してリーグで最もヒットを打っていた選手も剛速球を背中に当てられて怪我で離脱。とどめとばかりに頼みの新人君たちが全員揃って大炎上を繰り返し、もはやぺんぺん草も生えない焼け野原と化してしまった。

こうなると取りうる対応は一切野球の情報を摂取しない一択。
1年前に書いた記事のように、今回もウマ娘に切り替えていく――はずだった。だがしかし、

ウマ娘、しんどいねん……


育成のシナリオが新しくなり、キャラの育て方が一気に変わった。細かい事は省くが、考えることがめっちゃ増えた。端的に言って僕が一番苦手なタイプの作業を強いられており、今まで結構な回数優勝できていた大会も2連続で優勝を逃し、モチベーションが激しくダウンした。
周りはどんどん強くなっているし、たまに引くガチャもあたらない。もっと課金すればいいのかもしれないがそんな金はないもう疲れたよパトラッシュ。
このままではメンタルが天に召されそうなのでウマ娘もほどほどにするしかない。ではどうやってストレスを和らげていくか。そう、アニメを観るのである。

というわけで、4月から2022春アニメがスタートした。1か月が経って大体4話くらい進んでいるが、特に気に入ったアニメがこちら。

SPY×FAMILY

めちゃくちゃ面白い。漫画がかなり面白かったのだがアニメでもその良さが損なわれていない。
凄腕のスパイ<黄昏>ロイドと殺し屋ヨル、そして心が読める孤児の少女アーニャがお互いの正体を隠しつつ(アーニャは心が読めるのでふたりの正体を知っているが)共に暮らすホームコメディ。

なんでそんなことになったかというと、隣国の政治家デズモンドが戦争をもくろんでいるという情報が入ったから。だがデズモンドはめちゃくちゃ用心深く、長男が通っている名門学校の、それも超優等生とその家族のみか参加できる懇親会にしか姿を現さない。デズモンドの目的や計画を探る為、独身であるロイドは孤児を引き取って自分の子供という事にし、学校に入学させ、優等生に……という作戦である。本人たちはいたって大真面目。
なおアーニャはそんなに……結構……かなり……頭がよくないので、プランBで、デズモンドの次男と仲良くなる作戦も。
ちなみに殺し屋ヨルがロイドの妻を演じるきっかけは、「30手前で結婚してないとまわりに変な奴と疑われて当局に怪しまれ殺し屋を続けられなくなる」と思い込んでいるから。世知辛い世の中である。

なかなか重めの設定なのに一切関係なく個性的なキャラが色々やらかすので笑えるし全然飽きない。
仮初のはずだった疑似家族なのに、いつしか本物の絆やぬくもりが生まれていくハートフルさもお薦め

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です


ジャンルは流行りのゲーム世界転生モノ。このジャンルには「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(はめフラ)」っていう大人気作品があって僕も大好きで、最初は二番煎じかと思ったらさにあらず。一ひねりも二ひねりもあるシナリオがめちゃくちゃ面白い。

傍若無人な妹に命じられて乙女ゲーを不眠不休でクリアし、その過労で死んだというあんまりな理由で転生した主人公、立ち位置は貧乏貴族の息子というモブキャラ。ゲーム知識を活かして苦境を乗り越え、ゲームの舞台でもある学園に入学する。だがそこでは本来の主人公とは違う少女が、まるで王子たちの性格を知っていたかのように王子たちと仲睦まじくハーレムを築いていて……というストーリー。

ゲームとは違う状況や世界の謎など、気になる要素も満載。主人公の、ひねくれまくっているけど肝心なところでお人よし、という性格も良し。

サマータイムレンダ

夏、島、ループもの。素晴らしい。もう「勝ち」である。
主人公、網代慎平は、幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、故郷の『日都ヶ島』へ2年ぶりに帰郷する。
葬儀に参列した慎平は、親友から「潮には他殺の可能性がある」と打ち明けられる。
さらには潮の妹である澪も、潮は殺されたのだという。

日都ヶ島には、自分と同じ姿の「影」を見たものは死ぬという伝承があり、澪は潮の「影」を見たことがあったらしい。
慎平も一話でいきなり「澪の影」と遭遇。その「影」によって慎平は殺されてしまい、島に帰ってきた瞬間にタイムリープする。
慎平は「影」が何者か突き止める事が出来るのか。そして大切な人や故郷を「影」から守れるのか、というサスペンスストーリー。
だが、4話にしてついに敵に「主人公がループしている」ことがばれてしまう。状況的には詰みに近いが、どうやって乗り越えるのか。
ちなみにジャック・フィニイというSF作家の作品にも『盗まれた街』という名作があるが、これも姿かたちが全く同じのコピーが街を乗っ取ろうとするというお話。この手の作品特有の、相手が本物かどうか、主人公たちに……もっと言えば、視聴者にもわからないというのが良い緊張感になっている。

処刑少女の生きる道

こちらも異世界転生モノだが、これまた一般の「異世界もの」とはちょっと違う。この世界での転生者は強力な魔力を持ちつつも、最後はその魔力の暴走で世界を崩壊させてしまうからだ。まるでまど〇ギみたいですね。なので転生者は召喚されるとすぐ殺されてしまうようになった。優しくない世界。本作の主人公は、処刑人の少女メノウ。新しくやってきた転生者をいつものように処刑しようとするも、なぜか妙な記憶が脳裏に浮かんで……という話。ストーリーは良く作りこまれており、1話を見てもらえばわかるがここまでのあらすじにも微妙にトリックが隠れている。おすすめ。ストーリーラインも実は結構まど〇ギっぽい。
処刑少女メノウは、果たして役目を全うすることができるのか。

なぜか異世界転生するのが日本人だらけという「異世界もの」の定番を利用して、公用語が日本語というのもなかなか気の利いた設定である。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会


今更説明するまでもないアイドルものの超覇権アニメ。ライブシーンだけでも楽しい。
初代ラブライブ、ラブライブサンシャイン!に続く3作目であるラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の二期目。現実離れしたライブシーンが突如展開する事で有名なラブライブシリーズだが、今作は特に突き抜けている気がする。何せ学校の校舎が東京ビッグサイトである。ラブライブ無印やサンシャインは普通の学校で廃校の危機とかラブライブで優勝(甲子園みたいなもの)する!みたいな地に足の着いた設定もあったが、今作はより一層キャラクターの魅力やライブシーンを盛り上げる事に振り切れている感じがしてそれがまた良い。
僕の推しは「中須かすみ」と「優木せつな」
かすみは仕草がいちいちかわいい。「かわいい」に全力投球の努力家。調子に乗って失敗するところもかわいい。
優木せつなは生徒会長との二束のわらじで、本名は中川奈々。家が厳しいので、アイドルであること、実はガチオタクであることを隠して生徒会長をしている。生徒会長時は生真面目で厳しく、落ち着いた性格だが、本来の性格である優木せつなモードになるとめっちゃくちゃテンション高いタイプで、熱血大好きだし好きなモノを前にすると目を輝かせて興奮する。こないだみんなで遊園地に行ったときはジェットコースターにノリノリだった。ライブ動画も超お薦め。

二期目も相変わらず素晴らしくて素晴らしい。お嬢様の栞子、香港からやってきたランジュ、アメリカの天才音楽少女ミアという新キャラクターも登場してますますにぎやかになった。今の所ライブシーンも滅茶苦茶良くて毎週楽しみ。


なのだが

一部のファンはちょっと怯えている。

実はスマホアプリの方のストーリーではこの新キャラ3名の登場によってエゲつないストーリーが展開され、少なくないファンが激怒し大炎上したのだ。スクスタ20章で検索検索ぅ。予測変換にすぐ「炎上」がでてくるのですぐに詳細が分かるぞ。僕もアプリは未プレイだが、かなりいやぁな展開だった。
でもテイルズオブゼスティリアアニメ版のようなこともあるから大丈夫かもしれない。
いろんな意味で目が離せないアニメといえよう。

というわけで、今期のアニメで僕の中で評価の高いアニメの紹介をさせてもらった。ここには挙げてないが、「くノ一ツバキの胸の内」とか「ヒーラーガール」もオススメ。特にヒーラーガールはいきなりミュージカルが始まったり、謎の空間が展開されたりと演出もはっちゃけているが、ストーリーは優しくてほっこりするのでなかなか良い。EDテーマが大好き。

そんなわけで今期は中々粒ぞろいのラインナップと言える。やっぱりアニメは面白い。毎晩心が穏やかになっていくのがわかる。メンタルが整っていく。

ちなみに巨人は監督のクソみたいな采配もあってまたもや大嫌いな西のチームに連敗し、ウマ娘のガチャは何の成果もあがらず爆死した。

(怒)

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作者
この記事を書いた人は??
FT

こんにちは!
アニメや映画、プロ野球を見たり、本を読むのが好きです。
浅く広くいろんな作品に触れていくタイプなので、それを活かして記事を書いていこうと思います。よろしくお願いします!

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