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創作者として設定しておきたい著作物ガイドラインの話

絵を描いてる人の絵
絵を描いてる人の絵

創作者として設定しておきたい著作物ガイドラインの話

創作者として、自身の作品の取り扱いの範囲を明示しておくのは大事だと思います。

著作権と一言に言っても、複雑だったり曖昧で掴みにくかったりで、指摘されてから初めて

「それって違法だったんだ!?」

とわかることも多くあるのではないのでしょうか。

創作を送り出す側も、受け取る側も両者を守る手段として、創作者自身が個別にガイドラインを制定しておくことを推奨したいと思い、今回記事にしました。

創作と言っても、絵や文章、劇、映像など幅広く存在しているので、全てに当てはまるものを言えるかは難しい為、今回は筆者も縁の深い絵の分野…特にイラストや漫画において通じるところを取り上げてみます。

身近にも著作権侵害の被害者が…

というのも、ネットが一般的に気軽に使えるようになってきてから、著作権リテラシーの育たないまま参入する層も多く、盗作や無断転載などの被害が目に余ります。

好きな作家さんが盗作されて、だいぶ心をすり減らしていて、今は活動を見なくなってしまった方もいるし、無断使用された上に自作発言をされた作家さんは警察へ相談にも行くほど、労力をとられてもいると見えます…。

調べてみたところによると、基本は著作権法に準ずるようですが、

製作者や著作権保有者が示した利用範囲も適用される力は強い

とのことです。

絵や漫画、小説など、作品発表されてると、個々でも使用範囲の許可できる範囲は異なってくるため、個別にガイドラインを制定して明記しておくのが、自身の作品を守る為には有効なのだと考えます。

ガイドラインとは?

https://chewy.jp/businessmanner/15208/

ガイドラインとは「物事を判断する道しるべ・指針」のこと!

引用元: https://chewy.jp/businessmanner/15208/

改めて、ガイドラインとは

「物事を判断する道しるべ・指針」

とのことです。

創作物においては、自身の作品を他者が取り扱う場合の利用範囲において明示しておくと、

見る側も

「ここまではOK」

「これはやってはいけない」

ということがわかり、作品とも安心して接することができるし、作者側にとっても禁止事項を示しておくことで、違反者を訴える時に有利に働く可能性もあり、著作権侵害されない為の抑止力にもなると考えています。

つまり、創る側にも見る側にも、自身を守ることに繋がるものだということが言えると思います

著作物を無断で使うと?

著作権を侵害してしまうと、どんなことがあるのでしょうか?

検索してみたら、著作権情報センター【CRIC】のサイトがHITしました。

罰則

著作権侵害は犯罪であり、被害者である著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます(親告罪。一部を除く)。著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。

また、法人などが著作権等(著作者人格権を除く)を侵害した場合は、3億円以下の罰金となります。

さらに、私的使用目的であっても、無断でアップロードされていることを知っていて、かつダウンロードする著作物等が有償で提供・提示されていることを知っていた場合、そのサイトから自動公衆送信でデジタル録音・録画を行うと、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられます。

なお、「懲役刑」と「罰金刑」は併科されることがあります。

https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime8.html

他人の著作物の権利を侵害すると、刑罰が与えられます。

知らないで著作権を侵害した場合でも、訴えられたらこの金額を請求されると考えると、ちょっとヒヤッとしますよね。気を付けていきたいところです。

著作物利用のガイドラインをつくるメリット

先にも記述したように、ガイドラインをつくるメリットとして、

創る側と見る側を両方を守ることに繋がるもの

だと言えると思います。

ソーシャルゲームの人気コンテンツでも、公式側からユーザー側が二次創作をする場合のガイドラインを制定してるところは増えています。

これによって、ガイドラインのなかった頃は

”公式にバレないように迷惑をかけないように…”

と陰に潜んで活動をしてきた二次創作の同人活動をされてきた人々は、

”ガイドラインを越えなければ公式の目に触れてもいい範囲でのびのびファン活動ができる”

という環境を手に入れたのではないかと思います。

自分は主に、漫画や絵を、pixivInstagramTwitte中心に投稿していたり、通販や展示にて作品やグッズの販売も行っています。

その際、

「保存してもいいですか?」

「待ち受けにしてもいいですか?」

「購入した作品は撮って待ち受けにしてもいいですか?」

と言った質問やリアクションをいただくことがあります。

見る側としても

「スマホやPCの待受け設定されるの嫌がる方だったかな?」

「質問するのもご迷惑かも…」

と、気になったことありませんか?

気を遣われる方だと特に思い当たるのではないでしょうか。

こういったときにガイドラインを用意しておくと、質問してから返事をするまでの時間を削減できたり、楽しめる範囲が伝わって、ファンの方も接しやすくなりストレス軽減になるのではないかなと思っています。

著作権・トレパクについて参考になる動画2点

【一つ目の動画】

イラストレーターの焼まゆるサンがトレースや模写などに言及されて著作権について参考になる動画を上げられていたので、ご紹介させていただきます。

“トレースや模写とは、そもそもどういうものを指すのか”

“トレースや模写がOKな範囲”

など、やってはいけないことと、やってもいいことを丁寧にわかりやすく説明されてる動画です。

トレパクでSNSやメディアで炎上したり、騒然としてる様子に触れて

「自分の制作方法は大丈夫なのかな?」

と、心配になった方も多いようです。そんな方には特におススメの動画です。

【解説】トレス、トレパク、模写、盗作、著作権?イラストレーターが気をつけるべきこと。

【解説】トレス、トレパク、模写、盗作、著作権?イラストレーターが気をつけるべきこと。

【二つ目の動画】

ポケットモンスターの公式イラストレーターとして有名な、いとうなおきサンの動画です。

弁護士さんに直接

「このパターンは盗作にあたり訴えることができるのか」

などの質問を投げて答えを聞くという解説動画です。 

少し笑いもあり和みつつ視聴できるので楽しく学べると思います。

こういう動画を作っていただけるのはとても助かりますね!有難いです。

“ポーズには著作権がない”

ということも、こちらの動画で初めて知りました。

逆に、独創的だったり、特徴の強いポーズは真似された場合にトレパクとして著作権侵害にあたる見方も出来ることなども説明されていました。

相談する弁護士さんによっても判断が分れそうな微妙なラインの事案もあり、そのことがわかることも有益な動画だと感じました。

詳しく知りたい方は、ぜひ一度こちらの動画を視聴してみてください。

【弁護士に聞きました】この絵、トレパクですか!?

【弁護士に聞きました】この絵、トレパクですか!?

文化庁のマニュアルがわかりやすいので参考にしよう!

いままで検索の仕方がよくなかったのか、見つけるまでに時間がかかったのですが、文化庁のHPにわかりやすい文書がありました。

【誰でもできる著作権契約マニュアル】です

著作権についてもっと詳しく知りたい方はこちらもぜひ目を通していただきたいです。

文化庁 誰でもできる著作権契約マニュアル

https://pf.bunka.go.jp/chosaku/chosakuken/keiyaku_intro/chosakukenkeiyaku_manual.pdf

といっても、「字が細かくて読むのが大変!」という方もいらっしゃるでしょう。

後から一部抜き出して解説記事も出せたらいいなと思います。

▼文化庁のHP

https://www.bunka.go.jp/index.html

また、こどもたちにもわかりやすく著作権について解説されたページもありましたので、まだ見た事ないなという方は、一度覗いてみられるといいと思います。

著作権についての知識を深めて、安全に、より楽しめる創作活動をしていきたいものですね。

mochi

投稿者の記事一覧

猫が好き。
穏やかに暮らしたい。
絵を描いてます。

青森県八戸市出身・横浜市在住
漫画・コミックアートを中心に活動してます★

マネーリテラシー(お金の知識)を高める為に
勉強を続けています!

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