俺はゲームとウマく付き合えない



ゲームが楽しい!でも苦しい!でもやめられない!楽しい、でも苦しい、

うおおおおおおお!

はい。

のっけから馬鹿極まりないことを言っている自覚はあるが今回するのは馬鹿の話では無く馬の話だ。そう、ウマ娘の話である。

夢見る少女じゃいられない


以前、僕はウマ娘の記事を書いたことがある。

そこで僕はこんなことを言った。
「どうせ沢山課金したガチ勢には勝てないし、レアカードなんかより、ウマ娘と過ごした思い出こそがかけがえのないスーパーレアなんだよなあ……」と。

何を言ってるんだ、と思った人もいるだろう。俺も読み返してみて、何を血迷ったことを言っているのかと思った。もう目が覚めた。

やっぱり、強いカードが無いと意味が無いのだ。

ゲームから目を覚ませ?ちょっと何言ってるか分からないです(サンドウィッチマン)

ともかく、当時は「強いカードなんてなくてもいい」がある程度機能していたのだ。自分と他者のウマ娘が競い合うコンテンツは一つしかなかった。それも強さを厳密に競うものではなく、自分と同じ程度の強さのプレイヤーとしか戦わないシステムだったため、ガチ勢の強いウマ娘を観る機会はあまりないのだ。そういうウマ娘を見かけるのは、より良い育成法を知る為にYouTuberの動画を観た時くらいで、
「このYouTuberガッツリ課金してんだなあ」
「この再生回数だといくら稼げるのかなあ」
「いいなあ俺もYouTubeやりたいなあ」
と思う程度であった。色々邪念が混ざっている気がするが、ともかく他人事として考えられた。

だが、もう夢見る夢子ちゃんではいられなくなってしまった。
なぜなら、新しいコンテンツが追加されてしまったからである。
その名も、チャンピオンズミーティング。同じ強さとか関係なく、全プレイヤーが同じ条件で戦う、リアルタイムのレース大会である。

無課金プレイヤーは完凸SSRの夢を見るか


チャンピオンズミーティングは、全プレイヤーに参加権がある。
それは、僕みたいにリセマラ(注・リセットマラソン。有識者曰く「しなかったやつは甘え」)をしておらず、ほとんど課金もしない甘えたプレイヤーだろうが、数週間かけてリセマラをやり遂げた猛者だろうが、月ウン十万投入できる重課金者だろうが、日々研鑽を重ねるウマ娘攻略系ユーチューバーだろうが、垣根なく競い合うことが出来る(競わされてしまう)という事を意味している。  

そうなると明確になってくるのが、残酷な「サポートカードの充実具合の差」である。

ウマ娘においてこのサポートカードこそが最も重要で、ガチャの回しどころである。
サポートカードは、文字通り、ウマ娘の育成をサポートしてくれるキャラクターのカードだ。
カードごとにイベントやトレーニング効果、取得できるスキルなどが設定されている。このサポートカードの強さが、育てるウマ娘の強さに直結しているといっていい。

自分の育てたいウマ娘の特徴や求めるステータスに合わせてサポートカードを6枚選び、育成をはじめるのだが、当然このサポートカードのレベルやレアリティは高ければ高い程よい。一部にはとびぬけて強いカードも存在する。レアリティはR、SR,SSRに分かれていて、Rは使い物にならない。逆にSSRは能力上昇もさることながら、SSRのみに存在する特典が強い。

ウマ娘のスキルにはいろんな種類があるが、特に強い能力が「金スキル」というものだ。一時的に最高速度が凄く上昇したり、消費したスタミナを著しく回復してくれたりする。単純な話で言えば、この金スキルが沢山もらえる方が強いということになる。だが、「じゃあSSRを使えばいい」という単純なものでもない。無凸のSSRは、弱い。

サポートカードには凸という要素があり、同じカードをだぶらせることでカードを強化することができる。サポートカードは、凸が多ければ多いほどより高い効果を発揮するようになる。
つまり、凸の進んだ強いSSRをたくさん持つほど良い育成ができるようになるし、裏を返せば無凸や1凸程度のSSRでは強いウマ娘を育てるのは至難の業になってくる。
ちなみに完凸に必要な枚数は5枚である。一説にはSSRを1枚完凸するのに数万……下手したら2桁万円に乗るらしい。
強い人はそれを10枚以上持っている。値段は推して知るべし。庭から石油でも出たのだろうか。

僕は前の記事でも書いたようにリセットマラソンをしなかったし、プレイを初めた頃を除いてほとんど課金もしてないので、SSRカードがない、あっても凸が進んでおらず、大半が無凸あるいは1凸という状況だ。
そうなるとSRカードを主体に育成しないといけない。完凸のSRは、2凸のSSRくらいの強さしかない。そして何より、強力な「金スキル」を手に入れる事が出来ない。
これは大きなハンデになってしまう。だからといって金スキルを手に入れようと手持ちのSSRを投入しようにも前述の通り無凸なのでメリットは少ない。

某国民的ロボットアニメに出てくる赤い人は「性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを教えてやる」と言っていたそうだが、果たしてそうだろうか。性能が低いカードを使っても強いウマ娘を作ることは難しいのではないか。

Q 頑張り屋のウサギにカメは勝てない?


確かに、ただ強いカードをあつめればいいわけではない。ウマ娘の強さは見た目のステータスだけでは決まらないからだ。
ウマ娘は競走馬の擬人化、つまり、実際の競馬と同じ様々な要素が絡んでくる。
例えばレースの距離への適正だとか、走り方だとかである。
序盤に一気に抜け出す「逃げ」タイプと、スタミナを温存しておいて後半に一気に駆け上がる「追い込み」タイプでは、育て方が大きく変わってくる。
さらに、レース場によってコースの特徴は違うので、それに合わせて取得するべき特殊スキルも違う。

そうした研究を重ねれば、確かにカードが多少弱くても、強いカードを持つ課金兵(=たくさん課金できる人のこと)との差を縮めることはできる。才能の差を努力で補うことに近いかもしれない。
しかし、である。スポーツ漫画とかでよく聞かれるように、天才だって努力するのである。

ウサギとカメの話だって、あまりの速度差にウサギが余裕ぶっこいてシエスタ(昼寝)キメたからカメが勝ったわけで、ウサギが手を抜かずに走り続ければカメにはノーチャンスである。
こちらがいかに研究を重ねても課金兵も同じ研究をしていればそりゃあカードが強い人が勝つに決まっている。

研究を重ねたとしても、育成には運の要素も絡んでくる。思い描いた育成ができないことなんて日常茶飯事である。能力ややる気が下がるイベントが連続すると、超イライラする。
ただでさえ手持ちのカードが弱いのに、バッドイベントを連発されたらたまったものではない。
そしてウマ娘の育成モードではこのバッドイベントがとにかく起こりやすい。MK5=マジで切れる5秒前。
多少の不運でもごり押しできるのは、強いカードを持っているプレイヤーだけである。

自覚しているなら、諦めればいいと思うかもしれない。課金兵には勝てない。
諦めればそこで試合終了だが、これ以上苦しまなくてもいいのだ。
大会なんて出なければいい、あるいは記念受験みたいな形で、参加賞だけもらえばいいのではないかと。しかし、事はそう単純でもない。

A ウサギと戦わなければカメでも勝てる


ここがミソなのだが、全プレイヤー参加型大会といっても「全員と戦う訳ではない」のだ。ウマ娘のプレイヤーは膨大である。
その全員と戦っていたら時間がいくらあっても終わらないからだ。

第一ラウンド、第二ラウンド、決勝ラウンドとあるが、戦うレースは実は限られている。
決勝と言っても、第一ラウンドと第二ラウンドで既定の勝ち星を満たしたプレイヤーは全員進むことができる。なので、今行われている大会では7400人ほどが決勝に進んでいる。
決勝戦では、3名のプレイヤーが1回勝負のレースを行って優勝を決める。
それが意味するのは、誰とマッチングするか次第という事だ。「同じ無課金・微課金の人」が3人集まれば、性能差を感じることなく戦えるのである。

そういう意味では皆にチャンスがあるともいえる。
言い換えれば、諦めきれないのだ。舞台となるレース場ではどのウマ娘が強いのか、どのサポートカードが有効か、どのスキルを取るべきか……
もしかしたら優勝できる可能性がある以上、そういう試行錯誤から逃れられないのだ。安〇先生……レースがしたいです……

俺たちの戦いはこれからだ


というわけで、この記事を書いている日、まさについさっき、7月分の大会「キャンサー杯」の決勝戦が行われた。


結果を言うと、僕は優勝した。


どうやらマッチングした相手がほぼ同じレベルのカードしかもっていないプレイヤーだったらしく、能力に差がなかったのだ。
僕が出走させたウマ娘が最終直線をぶっちぎっていく様は爽快だった。たまらん。アドレナリンがドバドバである。

やっぱり、自分が手塩にかけて育てたウマ娘が勝つというのは楽しいものだ。
なんかこう……がんばってるな、って……よく頑張ったなって……頭を撫でてあげたいよね……

キモいかもしれないが仕方ない。だって、ウマ娘たちがこんな風に歌っているのだ。

GIRLS' LEGEND U

「勝ちたい、勝ちたい、勝ちたい、キミと勝ちたい!」と。(3:00~)

最高のフレーズである。ウマ娘の熱い気持ちが伝わってくるようだ。応えたくなるのが人情だろう。僕も勝ちたい。
やっぱり、苦労して育てたウマには愛着がわくというものだ。
こればっかりは課金して、超強いウマ娘を沢山育てた人には分からない感覚かもしれない。
苦労してよかったぜ!(目を血走らせながら)

そんなわけで、これからも課金とかは全く、いや、もしかしたらたまにするかもしれないが、しないで頑張っていこうと思う。
育成がしんどい?サポカの格差がつらい?何を言っているんだ!そんなわけないだろ!ウマ娘楽しい!

来月の大会も頑張るぞ!!




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作者
この記事を書いた人は??
FT

こんにちは!
アニメや映画、プロ野球を見たり、本を読むのが好きです。
浅く広くいろんな作品に触れていくタイプなので、それを活かして記事を書いていこうと思います。よろしくお願いします!

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